昨秋のミラノショーで発表されたカワサキ「Ninja 1000 ABS」。国内販売を行うことまで公式に発表されていましたが……
遂に国内仕様の詳細、発売日と価格がリリースされましたので、あらためてご紹介しましょう！
Ninja 1000 ABSとは
優れた快適性と運動性能を併せ持つスポーツツアラー「Ninja 1000 ABS」。外観はNinjaの血統を色濃く受け継ぐシャープなデザインを採用。スポーティなイメージを強調しています。
エンジンは爽快な気分で楽しめるスムーズなパワー特性とし、高いコントロール性を実現。素早いスロットルレスポンスやエンジンの回転数が上昇するほどに高まる吸気音がライダーを高揚させます。
高いウインドプロテクションやパニアケースを容易に脱着可能なクリーンマウントパニアシステムの採用により、様々なライディングシーンをカバー。
IMU（慣性計測装置）の搭載も相まって、さらに洗練された走りが可能になっています。スポーティなフォルムに卓越した走行性能、扱いやすさも加わった「Ninja+ツーリング」という夢のコラボレーションが、これまでにないライディングフィールを提供します。
Ninja 1000 ABSのディテール
強力なパワーを発揮する1,043cc水冷４ストローク並列４気筒DOHC４バルブエンジンを搭載。
最高出力104kW（141PS）を10,000rpmで発揮します。
シャープなルックスをさらに強調するデュアルLEDヘッドランプを採用。
画像のみ公開され情報はありませんが、シールドは高さ調整が可能な模様です。
圧側、伸側減衰力、プリロード調整が可能なφ41mm倒立フロントフォークを採用。
フロントブレーキには、ラジアルマウント対向４ピストンモノブロックキャリパー、φ300mmペタルディスクを装備しています。
伸側減衰力、プリロード調整が可能なホリゾンタルバックリンクリヤサスペンションを採用しています。
５段階の調整ダイヤル付きクラッチレバーを採用。
多機能液晶スクリーンを採用したスタイリッシュなメーターパネルには……
シフトチェンジの確実性を上げるギヤポジションインジケーターと、スポーティな印象を高めるシフトアップインジケーターを装備しています。
高い快適性、耐久性を誇る耐寒レザーのシートとタンデムシートを採用。
アクセサリーの純正パニアケースを容易に脱着できるグラブバーは、スポーツツアラーとしての需要を見込んだ装備です。
Ninja 1000 ABSのカラーラインアップ
メタリックスパークブラック×メタリックグラファイトグレー （BK2）
カラーラインアップは、ここまでに掲載していた「キャンディライムグリーン×メタリックカーボングレー（GN1）」と、この「メタリックスパークブラック×メタリックグラファイトグレー （BK2）」の２色になります。
Ninja 1000 ABSのアクセサリー
スーパースポーツモデルでありながら、スポーツツアラーにも進化するのが「Ninja 1000 ABS」最大の特徴と言えましょう。
純正アクセサリーを装備することで、このようにカッチョよくなってしまうのであります。
ツアラーに必須のタンクバッグをはじめ……
形状とカラーリングの美しいパニアケース。それに……
グラブバーを介して簡単に着脱可能なトップケースを用意しています。さらに……
寒い季節には是非ほしいグリップヒーターも用意されています。
Ninja 1000 ABSの発売日と価格は？
スーパースポーツ・モデルでありながら、スポーツツアラーとしての需要を見込んだ魅力的なモデル「Ninja 1000 ABS」。発売日は３月15日とされています。そして気になる車両本体価格（消費税込み）は127万4,400円！
性能と拡張性を考慮すると、かなりお買い得な感じですね。これは人気が出そうな予感です！
Ninja 1000 ABSのスペック
- 全長×全幅×全高：2,100mm×790mm×1,185mm（1,235mm）（）内はハイポジション時
- ホイールベース：1,440mm
- シート高：815mm
- 車両重量：235kg
- エンジン種類 / 弁方式：水冷４ストローク直列４気筒 / DOHC４バルブ
- 総排気量：1,043cc
- 内径×行程：77.0×56.0mm
- 圧縮比：11.8
- 最高出力：104kW（141PS）/ 10,000rpm
- 最大トルク：111N・m（11.3kgf・m）/ 7,300rpm