ユースカルチャーを牽引するショーン・ワザースプーン
ショーン・ワザースプーンは、アメリカの若者のファッションで人気急上昇中のデザイナーで、果てしなく好奇心旺盛で時代を先取りし、挑戦的であり、ストリートカルチャーの熱狂的ファンであり、これらの全てをファッションと色彩で表現しています。
ベスパとショーン・ワザースプーンは、ベスパを新しく、華やかで、先鋭的な楽しいスタイルに導くため、新たな取組みを発表しました。
ベスパ プリマベーラ ショーン・ワザースプーンは、ベスパとショーンの互いの全てのクリエイティブなエネルギーを表現した特別限定車となります。この時代のスター達は、明日のトレンドを予測し、ファッションを楽しみ、流行に乗ることが大好きな仲間に対してアピールするために、新たなチャレンジと色彩に対する愛情によって結びついています。
ショーンは都会の若者達のために、ベスパ プリマベーラのスチールボディに多くの注目を集めるための新たなスタイルを表現しています。
ショーンは、ベスパのデザイン要素に、自身のトレードマークであるヴィンテージ風のモダンなエッセンスを加えています。1980年代や1990年代に流行した万華鏡のような様々なモノを組み合わせて作るアプローチで、ヴィンテージに対する愛情を表現しています。
Vespa Primavera SEAN WOTHERSPOON 125 商品概要
ベスパ プリマベーラ ショーン・ワザースプーンのカラーリングは、1980年代スタイルの鮮やかな色彩が際立っています。黄、赤、深緑、アクアマリンのカラーが車両全体を包み込み、フロントシールドのネクタイ、サイドシルエット、そしてコントラストが際立つベスパロゴを重ね使いしたホイールのエッジ部など、ホワイトの差し色で装飾を施しています。
デザインは、ヘッドライトトリムリングや標準装備されるフロントラゲッジラック、パッセンジャーハンドルがクロームメッキの仕上げで、ハンドグリップやサイレンサーカバー等はブラック仕上げとなっています。
また、メタル、プラスチック、ベルベット、ゴムなどの材料をミックスし、ベスパの伝統に従ってボディは初代からベスパを特徴付けているスチール製です。青色のラバーインサートが付いた赤色のフットボードが、メタルボディを際立たせています。
ショーン・ワザースプーンは、シートにライトブラウンのリブドベルベットを生地として選びました。これにホワイトのパイピング仕上げを施し、更に本物のストリートアーティストのタグである自身のロゴを、フロントシールドに配されたホワイトのベスパロゴの傍に配置しました。
ボディのリア部には、このモデル専用にデザインされた「Primavera」の名前を連続で繰り返し使用したグラフィックによりカスタマイズされています。
ベスパ プリマベーラ ショーン・ワザースプーンに搭載されるエンジンは、日本市場においてはi-getテクノロジー採用の125㏄ バージョンで、環境に優しく当該カテゴリーにおいてトップクラスの運動性能及び燃費性能を示します。
ショーン・ワザースプーンの活動はベスパ プリマベーラにとどまらず、象徴的なシンプルさを好むファンのために2種類のTシャツを用意しています。
このコレクションでは、部分的にベスパ プリマベーラ ショーン・ワザースプーンのビビッドな色使いを残しつつ、ショーンの有名なサイン入りロゴを加えることで、独特なベスパの世界観を完成させています。
ショーン・ワザースプーン
2013年にショーンと2人の友人がヴァージニア州リッチモンドで「ラウンド2」をオープンし、瞬く間に大きな話題となりました。現在、ラウンド2はアメリカの全ての主要都市で店舗展開しています。長年に渡るスニーカーやスポーツウェアに対する情熱、80年代や90年代を特徴付ける創造性と色彩への愛情、そして革新的で抑えられない程の創造力が、最初にナイキ、次にディズニー、プリンス、ラコステ、ギャラリーラファイエットなどの有名企業とのコラボレーションで、ショーンを世界的な成功へと導きました。
Vespa Primavera 125 ABSについて
1967年のミラノショーで発表され、翌年に販売を開始したPrimavera。コンパクトで機敏でありパワフルなエンジンを搭載したPrimaveraは、伝説的モデルとして何世代にわたり親しまれ1982年まで生産が続けられました。同時にVespaの歴史において記録的なセールスを達成することになります。
今日のVespa Primaveraは、半世紀前に成功へと導いた若々しく、革新的で、アバンギャルドであったテクノロジーの価値を再び具現化しています。活動的でダイナミック、環境に優しいVespa Primaveraは、先代からフレッシュで豊かなライフスタイルの提案を継承して更なる進化を遂げ、快適性・安全性を向上させています。それはLEDによるヘッドライト及びテールランプや、USB電源ポートを装備している他、新デザインのアルミニウム合金製5スポーク12インチホイールは、あらゆる舗装路面状態における安定性や走破性を提供しています。
現代のPrimaveraは、125 ccのi-getテクノロジー採用の空冷単気筒4ストローク・3バルブエンジンを搭載しています。排気システムからトランスミッション・ケースに至るまで、スムーズで静かで快適な乗り心地を追求しています。エンジン・マネージメント・システムには気圧センサーを搭載し、どのような状況や標高でも最適な燃焼を確保し、「ストップ・アンド・ゴー」が連続して繰り返される市街地においても、エンジンの出力と回転の安定性と信頼性の向上を実現しています。
エンジンは環境に優しく、当該カテゴリーにおいてトップクラスの運動性能及び燃費性能を示します。軽量な「スモールボディー」の車体は、市街地においても郊外の幹線道路においても機敏な動きが可能であり、燃焼効率の高いi-getエンジンのパフォーマンスも相まって、燃料消費を抑える効果ももたらします。(WMTCモード測定において、125 ccでは 44.2 km/lを実現)
Vespa Primavera SEAN WOTHERSPOON 125 – 主要諸元
メーカー希望小売価格 :59万4,000円(税込)
カラー:ショーン・ワザースプーン
発売日:2020年7月11日
エンジン形式:i-get 4ストローク空冷単気筒 SOHC3バルブ
総排気量:124cc
ボア×ストローク:52 mm × 58.6 mm
最高出力:10.7HP(7.9 kW) / 7,770 rpm
最大トルク:10.4 Nm/ 6,000 rpm
燃料システム:電子制御式燃料噴射システム
トランスミッション:自動無段階変速(CVT)
クラッチ:自動遠心乾式クラッチ
車体 フレーム:スチール製モノコックボディ
フロントサスペンション:片持ちリンクアーム油圧式サスペンション
リアサスペンション:4段階スプリングプリロード調整機構付きモノショックアブソーバー
フロントブレーキ:油圧式200 mmステンレススチール製ディスク ABS
リアブレーキ:機械式140 mmドラムブレーキ
フロントタイヤ:110/70-12″
リアタイヤ:120/70-12″
寸法 全長/全幅:1,852mm/680 mm
ホイールベース:1,334 mm シート高:790㎜
燃料タンク容量:7L
製造国:ベトナム