【2017年の総まとめ】記事の2回目はヤマハです。東京モーターショー&ミラノショーでは斬新なコンセプトモデルを連発していた今年のヤマハですが、2016年は……
「XSR900 Abarth」(2017年にヨーロッパで発売開始……)など、多数の注目モデルを投入してくれましたね。
それでは早速、2017年を振り返ってみましょう!
NIKENは世界に衝撃を与えるか?
10月開催の東京モーターショー2017で発表され、翌月のミラノショーにて、2018年の市販化が発表された「NIKEN」。
ヤマハが力を入れている”LMW”初の大排気量モデルになります。乗ってみたい~!
「MT-10 SP」&「MT-10」国内販売が開始!
ハイパーネイキッド・シリーズ”MT”のフラッグシップ、「MT-10 SP」&「MT-10」。何故か国内導入されず、苛っとさせられていたヤマハ・ファンも少くなかったことと思います。
ようやく国内販売が開始されましたね!過去記事では電子制御サスやらなにやら、詳しくご紹介しています!
ユニークなモデルは海外仕向け!
アセアン・インド・アフリカそれにヨーロッパと、需要のある地域に向けては、意欲的にニューモデルを投入していましたね!
そのどれもがユニークで可愛いという……。日本にも、こういうモデルを細々とでも販売して欲しいと感じます。
モトクロッサーのフラッグシップモデルはフルチェン!
ヤマハ・モトクロッサーのフラッグシップモデル「YZF450F」はフルモデルチェンジ!
新エンジン&新フレームを採用して戦闘力を高めていました。前年にフルチェンしたホンダに対抗する形で登場しました。
悲報の多い1年でした……
「VMAX」、「XJR1300」、それに「SR400」に「セロー250」と、いずれもヤマハが誇る長寿モデルが一斉に生産中止に追い込まれてしまいました。
ファンにとっては大変残念な1年として2017年は記憶に残ることでしょう……R.I.P.
XSR 950の国内販売が開始!
生産終了が多発した一方で、上掲の「MT-10 SP」&「MT-10」に続いて、「SCR950」も国内販売が開始されました!
人気の”スクランブラー”スタイルに941cc空冷Vツインエンジンを搭載したスポーツモデル「SCR950 ABS」。アメリカを意識して開発されたモデルですが、日本でも人気になると良いですね!
スクーター攻勢が凄かった!
2017年のヤマハは、とにかくスクーター攻勢が凄かった印象がありますね。
250ccクラスに投入した「XMAX」は時代感と所有感を満たす上質なスタイリングや機敏で軽快な走行性能を持ちながら、快適・実用機能をバランスさせていました。
それ以外にも多数のニューモデル&モデルチェンジが実施されました。
MotoGP Edition 攻勢はもっと凄かった!
もう一つ、ヤマハが攻勢を掛けて来たのが”MotoGP Edition”という特別限定モデルでした!その本命は……
コレがヤマハの本命!台数限定で「YZF-R3/R25」Movistar Yamaha MotoGP Editionを発売!
もちろん人気モデル「R3 / R25」でした!しかし、それに留まらず……
名前が長過ぎる……ヤマハ「シグナスX XC125SR」Movistar Yamaha MotoGP Editionが限定で発売!
またもMovistar Yamaha MotoGP Edition!ヤマハ「ジョグ CE50ZR」に限定仕様が追加されたのだ!
“MotoGP Edition”攻勢が2車種のスクーターにまで及んだのには驚かされました。
XSR700&XSR900の国内販売が開始!
ヨーロッパで大人気を博している”XSR”シリーズが続々と投入された1年でもありました。
ヤマハがヨーロッパで売りまくっている大人気モデル「XSR700」に続いて……
コチラは既に日本導入済でしたが、アメリカを意識したカラーリング&グラフィックを採用した「XSR900」の2018年モデルも発売が開始されました!
東京モーターショーでは三輪&四輪を連発
そして迎えた今秋の東京モーターショー2017では、冒頭にご紹介した三輪の「NIKEN」のほか、四輪”LMW”の「MLW-4」と、純粋な乗用車「CROSS HUB」を発表しました。
晴れの舞台であるはずの東京モーターショーでの市販を明言するモデルの少なさに、驚かされたものでした。
MOTOROid&MOTOBOT Ver.2
その東京モーターショーでは、技術コンセプトモデルとして、ご覧の「MOTOROiD」と「Motobot Ver.2」が発表されました!
MT-09 SPが世界初公開!
筆者は当サイトにて「東京モーターショーでMT-09 SPが発表される!」と予告していましたが、それは見事に外れ……でしたが、ミラノショーで発表されました!
フラッグシップモデル「MT-10 SP」同様のオーリンズ製電子制御前後サスとは行きませんでしたが、それでも充分に魅力的なモデルでした!
Ténéré 700 World Raid Prototypeも公開された!
昨年のミラノショーで発表され、2018年の市販化が明言されたことで注目を集めた「T7 Ténéré Concept」。
そのアップデート版がミラノショー2017で公開されました!
【ミラノショー2017情報】ヤマハ「Ténéré 700 World Raid Prototype」&「XT1200ZE Super Ténéré Raid Edition」を大公開!
ホンダのアフリカツインとは異なる”軽量”を前面に押し出した、ヤマハらしいアドベンチャースポーツモデルした。
今回発表された公式リリースを読み込んでみましたが、残念ながら”2018年中の市販”については明言されていませんでした。が、”市販モデル製作に向けた最後のプロトタイプ”とのこと。期待しましょう!
名車の生産終了とグローバルモデル展開が目立った!
いかがでしたでしょうか?多くの名車の生産終了がどうしても印象に残ってしまいましたが、スクーターからスポーツモデルまでグローバルモデルが多数国内に導入された1年でもありました。
そしてヤマハが力を入れている”LMW”が、遂に大排気量モデルとしても導入されることも発表されました。コレは新しい動きとして、今後も注目したいですね。
2018年のヤマハは、どんなニューモデルで私達を驚かせてくれるのでしょうか?楽しみにしましょう!