ミラノショーがプレスデー開幕となり、グっと盛り上がってきましたね!
ホンダは市販予定のカフェレーサーからアドベンチャースポーツまで幅広く投入。ヤマハ&カワサキも、魅力的なニューモデルを世界初公開してくれています。
対するスズキは、東京モーターショーでは「SV650X」のみが新しく他は……という淋しい展示でしたが、それはミラノショーに力を蓄えているからに違いない、と考えていましたが……
「SV650X」の市販バージョンを初披露!
そんなスズキがミラノショーで公開したのがコチラ!「SV650X」の市販予定モデルです……って、東京モーターショーで公開された「SV650X」と何処が違うのでしょうかね?
念のため、東京モーターショーで公開された画像を掲載しておきますと……
こんな感じ。筆者にはグラフィック以外の相違点は見つけられませんでした。
さて、もはや食傷気味の方もいらっしゃるかと思いますが、念のため「SV650X」市販予定モデルを復習しておきますと……
スムーズな出力特性や高い操縦性を特長とする、645ccV型2気筒エンジンを搭載したスリムで軽量なロードスポーツバイク「SV650」をベースにしつつ……
ヘッドライトカウルやセパレートハンドルなどのカフェレーサースタイルのスポーツカスタムのテイストを取り入れ、個性的な外観に仕上げたモデルです。
ヘッドライトカウルには、アクセントとして左右にスリットが入れられており……
ガソリンタンクには「SUZUKI」の文字を入れたグラフィックが新たに採用されています。
ライダースビューはこんな感じ。セパレートハンドルは低過ぎず、市販するのに相応しい塩梅に仕上がっていますね。
タックロールシートが入れられたシングルシート風に見えるシートも、そのまま採用されていました。
このシートには、カフェレーサーが強いる前傾姿勢でも疲れにくい、ソフトなクッションが採用されているそうです。
ここに掲載したのはヘッドライトの下にフォグランプ(オプション)を装着したモデルですが……
ノーマル仕様にはフォグランプは装備されていないそうです。
2018年初頭より欧州を中心に販売を開始する計画であることも合わせて発表されました。
サプライズや演出は一切なし。それがスズキ魂だ!
東京モーターショーに続いて、今秋最大のモーターサイクル展示会となるミラノショー。そこに一切のサプライズや演出が無いのは、スズキらしさの表れと言えましょう。それを貫き通した姿勢にスズキ魂を見た気がします。
と言いつつ、一般公開日に掟破りのサプライズ発表があったら面白いのになぁなんて思う筆者です。