ヤマハはもちろんオフロードモデルにも力を入れていますが、なんと今回のミラノショー2016に、30年以上前の名車「XT600Z Tenere」を彷彿とさせるコンセプトモデルを出展いたしましたので、ご紹介いたします!
T7 Tenere Concept
これが今回発表されたコンセプトモデル「T7テネレ・コンセプト」です。
エンジンは「MT-07」用をベースとし、車体を完全新設計。ホイールサイズは、フロントが21インチでリアは18インチとなっています。
ダカールラリーに挑戦する「WR450F Rally」のイメージを踏襲した外装を身に纏っていますが、それと同時にかつての名車「XT600Z Tenere」のコンセプトをも再現しています。
この「T7テネレ・コンセプト」は、風防効果が高そうなフロントスクリーンを装備しています。コンセプトモデルだからなのか、あるいはパリダカレーサーイメージだからなのか、4灯のLEDヘッドライトの上に見える配線が剥き出しなのも、なんだかメカメカしくカッコいい!
タンクカバーはカーボン製! コンセプトモデルらしい仕上げですね。
驚いたことに、「XSR900 Abarth」と同じく、アクラポビッチ製サイレンサーを装備しています。
最新WR450F Rallyのデザインは…
コチラがデザインイメージを踏襲したとされる「WR450F Rally」のダカール仕様ワークスレーサー。「WR450F」の特別仕様車という位置付けです。ラリー仕様であることは、ヘッドライトとメーター周りから、おわかりいただけると思います。
XT600Z テネレ
そしてコチラはコンセプトを再現したとされる「XT600Z Tenere」。大排気量にビッグタンクを装備。ロングツーリングに最適なアドベンチャーモデルとして一時代を築きました。
筆者のような40~50歳台のライダーにとっては、非常に懐かしいモデルです。
2018年に市販予定!
しかも驚いたことに、この「T7 テネレ・コンセプト」、ヤマハは公式に「2018年モデルとして市販予定」と明言しています!
未だ初出のコンセプトモデルですのでスペック等詳細は未定ですが、このミラノショーでの反応を見ながら決定されて行くのでしょう。
これは楽しみなモデルですね、今後の展開に期待しましょう!