来る3月25日(金)〜27日(日)、東京モーターサイクルショー2016が東京ビッグサイトにて開催されます。ここでは開催直前企画として、駆け足でショーの見どころをご紹介いたします。
ホンダブースの見どころ
まずはホンダブースの3モデル。世界初公開となる「Concept CB Type II」は、空冷CBシリーズの新たな方向性を提案するコンセプトモデル(メイン画像)。ホンダ空冷直4ファンは必見です。
スクーター好きの間で話題になりそうなのが「City Adventure Concept」。市街地でのライディングにアドベンチャーのスピリットを取り入れた、全く新しいアドベンチャーコンセプトモデル。エッヂの効いたデザインが目を引きますが、スクーターでのアドベンチャーという新たな提案が実に新鮮。使い勝手などは、どんなものなのか? 早く見たい!
ホンダの最後はGROMの市販予定車・参考出品車。旧モデルの、ずんぐりむっくりした外観から、エッジをきかせたアクティブなイメージに変更しています。カスタムベースとして定着しつつある4ミニの最新モデル、ぜひ見ておきましょう。
ヤマハブースの見どころ
次はヤマハ。なんと言っても、4月15日から発売される同社創業60周年記念カラー「XSR900」60th Anniversaryに注目。ヤマハと言えばストロボカラー! ファンは条件反射的に見入ってしまう1台でしょう。国内初公開ですので、既に予約されている方も、一足早く触れてみたいのでは?
スズキブースの見どころ
続いては、スズキ・ブース。日本初公開となるコンセプトモデル「GSX-R1000」だけでなく、海外向けニューモデル「SV650 ABS」を見ておきたい。手頃なサイズとパワーが特徴の日常的なライディングにも適したモデル。国内販売にも期待したいところです。
カワサキブースの見どころ
そして最後はカワサキ。WSBゾーンに加えて、参考出品としてNinjaシリーズのABS KRT Editionが展示されるのですが、あえて注目したいのは、販売開始がアナウンスされたばかりの市販モデル「Z125 PRO」と「Z250SL」の2モデル。前者は4月15日発売予定、後者は3月15日に開始されたばかりです。
「Z125PRO」はカワサキが連綿と紡いできたスーパーミニバイクKSRシリーズの後継という位置づけ。先に紹介したホンダGROMと共に今後の4ミニカスタム界を背負って立つモデルとして期待される、是非見ておきたいモデルです。
一方の「Z250SL」は、「Ninja 250SL」のネイキッド版。Ninjaと比較して、4ストローク単気筒エンジン車両特有のスリムな外観が引き立っています。ライトウェイト・シングル好きにとってはより魅力的なモデルです。
というわけで、開幕直前の東京モーターサイクルショー2016国内メーカー出展内容について、駆け足でレビューしてみました。
国内メーカーについては、(もちろん多数魅力的なビッグバイクもありますが)小排気量モデルが充実している模様です。みなさんもお気に入りの1台を探しに、ぜひ会場に足を運んでチェックしてみてくださいね!
参考 – 東京モーターサイクルショー2016