東京モーターサイクルショー2019レポートの第三弾はスズキブースの様子をお伝えします。
ホンダ・ヤマハと連続して肩透かしを食らってしまいましたが、気を取り直してスズキブースに向かった筆者ですが……出迎えてくれたのは……
新旧「カタナ」の競演は東京モーターサイクルショーのハイライト!
まずはオリジナルのカタナ!
特に意味はありませんけど、心が癒されましたので、載っけておきます!
で、いよいよ本題のリバイバルされた「カタナ」。もちろん最前列にドドンと置かれており、黒山の人だかりが出来ていました。
文句なしに今回の東京モーターサイクルショーのハイライトであると言えましょう。
実車を眺めてみると、オリジナルと比較して、ずんぐりむっくりな感は否めません。
シュッとスタイリッシュだったオリジナル「カタナ」と比較すると切れ味は若干劣る感じがしましたが、それでも本モデルを素早く開発してくれたスズキさんには、心から拍手を送りたいと思いました。
それでですね、ずんぐりむっくりな体形よりも筆者が気になっているのは、新型「カタナ」のハンドルなのです。この“大アップハンドル”は、何とかならないものなのでしょうか?
それでアップで撮影してみたのが、この一葉。「GSX-S1000」ベースだから仕方ないとは言え、皆が何とかしたいと思うポイントとなることでしょう。ライディングポジションも関係して来るので入念な配慮が求められますが、サードパーティの今後の動きに注目して行きましょう!
ブラックの方も展示されていて、新型「カタナ」に跨って写真撮影する方が列をなして並んでいた光景は、東京モーターサイクルショーの存在意義を再確認させてくれました。
幾ら日本市場が冷え込んでいるとは言え、出展するからには夢を見せて欲しい……それがバイカー心理なのではないでしょうか?違っていたらごめんなさい……
市販モデルも多数展示されていました!
その他のモデルとしては「SV650X」のほか……
このような感じで、アドベンチャースポーツモデル各種や、「GSX-R125」など、市販車に触れられる形で展示されていました。
新旧「カタナ」を展示したスズキがMVP!
ということで、第46回東京モーターサイクルショーのMVPはスズキブースで決まりでしょう!
安倍総理は「今は戦後最大の好景気だ!」などとおっしゃいますが、筆者の周辺で儲かっている奴なんて一人たりともいないわけで……今回のモーターサイクルショーを眺めてみても、どうやら二輪業界全体が極めて苦しい状況にあるようです。
そんななか「カタナ」をリバイバルさせてくれるスズキさん。素晴らしいです。後は売れてくれれば言うことないですね!