2017年より発売が開始されたカワサキのアドベンチャースタイルのツーリングモデル「VERSYS-X 250 TOURER」&「VERSYS-X 250」。
その初代となった2017年モデルついては過去記事でご紹介した通りです。
国内販売開始!カワサキ「VERSYS-X 250 ABS TOURER&VERSYS-X 250 ABS」で冒険に出掛けたい!
両車は、2016年のミラノショーで300ccのヨーロッパ向けモデルとして発表され、後にインドネシア向け250ccが追加発表、2017年春より日本に投入された、という経緯をもったアドベンチャースタイルのツアラー・モデルです。
「VERSYS-X 250 TOURER」2018年モデル
さて、コチラが今回発表された2018年モデル「VERSYS-X 250 TOURER」。
この独特のカラーは、グラフィックに水転写デカールを採用した”マトリックスカモグレー×メタリックフラットロウグレーストーン”という名称。400台限定で販売されます。
今更ですが「VERSYS-X 250 TOURER」を復習しておきましょう。シリーズのコンセプトは「Any-Road Any-Time」。シンプルな構造の並列ツインエンジンには、キャラクターに合わせたチューニングが施されており、スムーズな特性と低回転域での粘り強さを獲得しています。
ロングストロークフロントサスペンションとリンク式のリヤサスペンションは、軽量な車体と組み合わせることで様々な路面状況で高い安定性を誇ります。
加えて、多様なシチュエーションに対応するトレッドパターンを持つマルチパーパスのチューブタイヤも装備。幅広いライディングシーンをカバーし、優れたパフォーマンスを発揮します。さらにパニアケースやエンジンガード等のアクセサリーも多数標準装備。ツーリングをより快適に楽しむ事が出来る様になっています。
ベースモデルからの変更点は……
- パニアケースの装備
- エンジンガードの装備
- ハンドガードの装備
- DCソケットの装備
- センタースタンドの装備
が挙げられ、「VERSYS-X 250 TOURER」は、より実用的な仕様とされています。
2017年モデルからの変更点は……カラー&グラフィックのみ。
そのカラーラインアップですが、ここまでに掲載した”マトリックスカモグレー×メタリックフラットロウグレーストーン”と、”メタリックスパークブラック×メタリックグラファイトグレー”の2色です。
「VERSYS-X 250」2018年モデル
コチラが「VERSYS-X 250 TOURER」のベースとなった「VERSYS-X 250」2018年モデル。両車の違いは既にご説明した通りです。
カラーラインアップは、”メタリックスパークブラック×メタリックグラファイトグレー(BK1)”と”メタリックマットカバートグリーン×メタリックグラファイトグレー(GN2)”の2色です。
気になる発売日と価格は?
400台限定カラーを含めた2018年モデルの「VERSYS-X 250 TOURER」&「VERSYS-X 250」。その発売日は、10月1日と発表されました。
そして車両本体価格(消費税込み)は……
- 「VERSYS-X 250 TOURER」マトリックスカモグレー×メタリックフラットロウグレーストーン(GY2):70万5,240円
- 「VERSYS-X 250 TOURER」メタリックスパークブラック×メタリックグラファイトグレー(BK1):68万3,640円
- 「VERSYS-X 250」メタリックスパークブラック×メタリックグラファイトグレー(BK1):62万9,640円
- 「VERSYS-X 250」メタリックマットカバートグリーン×メタリックグラファイトグレー(GN2):64万0,440円
とされています。
「VERSYS-X 250」2018年モデルのスペック
最後に、「VERSYS-X 250」と「VERSYS-X 250 TOURER」のスペックを掲載しておきます。
- 全長×全幅×全高:2,170×860×1,390mm(2,170×940×1,390mm)
- ホイールベース:1,450mm
- シート高:815mm
- 車両重量:175kg(183kg)
- エンジン種類 / 弁方式:空冷4ストローク並列2気筒 / DOHC4バルブ
- 総排気量:248cc
- 内径×行程:62.0×41.2mm
- 圧縮比:11.3
- 最高出力:24kW(33PS)/ 11,500rpm
- 最大トルク:21N・m(2.1kgf・m)/ 10,000rpm