原付区分の電動バイクX-Scooter LOM
⽇本国内では第⼀種原動機付⾃転⾞にあたるX-Scooter LOM(以下、LOM)は、ステップに跨り⽴ち乗りで運転するスクーターです。ライディング感覚はバイクのようでもあり、スキーのようでもある、新しい乗り⼼地を体験できます。
LOMは前輪12インチ、後輪10インチの電動バイク⽤タイヤをセットすることで、⾛⾏にバツグンの安定性と操作性を実現。また、段差や⽯畳みなどのデコボコ道にも対応できるタフさを備えています。
一回の充電で約40kmの航続距離を実現しており、350wの出力でパワフルな走行が可能です。速度は「High:25km/h以上」「Mid:約25km/h時」「Eco:約10km/時」の3モードからシーンに合わせてセレクトできます。
この新しいコンセプトの電動バイクは、デザインからフレーム設計、電気系統に⾄るまで全てglafitが⾃社開発し、本社を置く和歌⼭で組み⽴てを⾏っています。
3C3Sコンセプト
Compact, Connected, Comfortable, Safety, Stability, Sustainabilityの3C3Sを合言葉に開発されています。
ハンドルやハンドルポストを折りたためるのでコンパクトに。もちろん⾞載も可能です。オプションの取手をつければ転がして運ぶのが更に便利になります。
Connected:バイクをアプリで管理
本体のスイッチON/OFFが⾏えるほか、バッテリー残量・航続可能距離の可視化ができる専⽤スマートフォンアプリが提供されます。キーシェア機能により、家族や友⼈とのシェア利⽤も可能です。
Comfortable:快適な走行を実現
前後でサイズの異なる大径タイヤを採用。スマートなルックスでありながら現実的な走行性を加味して設計されており、つまずきや転倒のリスクを減らし、両足を揃えた自然な体勢で乗れるのでバランスが取りやすく操作もしやすくなっています。
Safety:保安部品完備で公道走行も可
ヘッドライト、ミラー、ウィンカーなどの保安部品が付属しており、国内での公道走行が可能になっています。また、自動車や自転車からの視認性が高いので安心。さらに誤操作しにくいブレーキレバー、ディスクブレーキを採用しています。
tability: 段差の多い国内の道路もラクラク走破
クルマの車高規定などを参考に、道路走行時の段差を考慮した設計となっており、従来のキックボードでは乗り越えられないことが多い道路の段差も乗り越えられるタフな1台に仕上がっています。
Sustainability:長く使える環境に優しいバイク
LOMはバッテリーの着脱が可能で、バッテリー交換のみで車体を長く利用することができます。バッテリーの寿命と共に廃棄になることが多いキックボードとは異なり、長く所有することで愛着がわきそうです。
バッテリーは2サイズ
基本セットされるバッテリーは48Vで航続距離は約40km(試験環境下)。その他にオプションの⼤容量バッテリーに交換することで航続距離は約60Km(試験環境下)まで伸びます。
さらに新開発のPanasonic製BMS(Battery Management System)モジュールを搭載しており、その学習機能により、走行すればするほど学習を積み重ね、ユーザーの行動に合わせた航続距離や電池残量をアプリで正確に表示できるようになります。
100kgまで牽引できるミニトレーラーを接続可
個⼈利⽤及びビジネス利⽤を想定し、様々な用途に適したトレーラーを今後受注⽣産オプションとして予定とのこと。市販のミニトレーラーの接続も可能になっています。
スペック
※プロトタイプスペックのため、デザイン・スペックが変更になる場合があります。