fbpx
カワサキNinja ZX-25RはホンダCBR250RRキラーの4気筒!

カワサキNinja ZX-25RはホンダCBR250RRキラーの4気筒!

先日の東京モーターショー2019で、突如(文字通り)ヴェールを脱いだカワサキZX-25R

 

カワサキNinja ZX-25RはホンダCBR250RRキラーの4気筒!

ずぅーっと「出る」「出ない」「どこが出すだろう?」「出たとして採算とれないだろ?」とは言われながらも、2007年の規制強化から絶えて久しかったひさびさの4気筒クォーターですね!

 

若かりしころ4気筒クォーターで入門したレプリカ世代はもちろん、現在盛り上がりつつある現行の小排気量SSでデビューした世代も、これからの世代も興味深々といったところではないでしょうか。

 

ZX-25R

現在のところ詳細なスペックはすべて伏せられているため、そちらに関しては下手な予想をするよりも、続報を待つなりお偉い評論家のセンセー方におまかせして、浅~く、軽~くの主観を述べようと思います。

 

とりあえず参考出品された実車を見てとれる範囲では、発売時の価格設定にもよりますが、車体・脚まわり・装備品の充実度は目を見張るものがあるのではないでしょうか。

スライダーが標準装備になっているようです(笑)

 

カワサキNinja ZX-25RはホンダCBR250RRキラーの4気筒!

カワサキNinja ZX-25RはホンダCBR250RRキラーの4気筒!

カワサキNinja ZX-25RはホンダCBR250RRキラーの4気筒!

カワサキNinja ZX-25RはホンダCBR250RRキラーの4気筒!

話題性もあって40psは超えてくるんじゃないか、きて欲しいと思いますが…… どうなるのでしょうか。

 

現行CBR250RRへの対抗馬としてのカワサキの回答…… ともとれ、もちろんそういった部分はあるとは思いますが、主な事情は東南アジア諸国におけるモータリゼーションの加速に伴う、高性能モデルの需要への対応といわれています。

 

2007年規制を技術的にクリアするのは決して不可能ではないとは言われながらも、そのための新型開発コストとなると、最盛期の1/10ともいわれる現在の日本単独マーケットではとても採算のとれるものではないため、久しく生産されることはありませんでした。

 

今回日本で発売される(かもしれない)のは東南アジアでの需要のおこぼれにあずかる形ではありますが、おこぼれ上等!の喜ばしい限りであります。

 

各社の動向?

カワサキNinja ZX-25RはホンダCBR250RRキラーの4気筒!

こうなってくると少々気が早い気もしますが、思い起こされるのは1980年代から1990年代にかけての各社の競争が過激化してのクォーター大戦ともいえる爛熟期です。

 

さすがに「半年毎にニューモデル」とさえ言われていた当時ほどではないでしょうが、現状でも東南アジア情勢を鑑みながらの各社のコストとパフォーマンス両面での競争状態にはあり、今後の熱の帯び方次第によっては非常に面白いことになりそうです。

 

カワサキNinja ZX-25RはホンダCBR250RRキラーの4気筒!

いずれもネット上で散見されるだけで、あんまり根拠もないようですが(笑)、カワサキが4気筒で来た!、じゃあヤマハは3気筒だ!、スズキは2気筒ターボ!?、やっぱりホンダは4気筒でねじ伏せにかかる!といったヨタ話も現実のものになってくるかもしれません。

(スズキの250ターボは現時点可能性はほとんどない…… らしいと聞きましたが)

 

小排気量マルチの魅力

1990年代当時にも「音だけマッハ」等と揶揄されることも多かったクォーター4発ですが…… 逆にいえばリッターSSあたりでそこらを走るには、ともすれば燻ぶった気分になってしまいがちなのに対して、機械として「美味しい領域」恒常的に(かつ比較的合法な範囲で)味わいやすいとも言えます。

 

ついでにいえば以前に別の記事でも書いたように、趣味一辺倒でも許容されるリッターSSクラスと比較すると、250ccは入門機やコミューターとしての性格も求められることの多いクラスでもあり、軽量も込みでの日常の扱いやすさ超高回転の官能性がほどよい匙加減で同居しているともいえます。

それなりにピーキーな特性はあるとは思われますが、当然?これから出てくるようなものはFI+各種電制で、基本的にはかつてのものよりも扱いやすくなっているのではないかと思われますし、ある程度ピーキーなものを乗りこなす楽しみというものもあるのではないかと思います。

 

とはいうものの

カワサキNinja ZX-25RはホンダCBR250RRキラーの4気筒!

現在は様々なモデルが生産中止となるきっかけとなった2007年規制よりも、加速騒音の項目が追加されていたり等でさらに厳しい規制となっています。

 

まだ参考出品でもあり、日本での発売は公式にアナウンスされてはいませんが、日本仕様はEURO5に適合させて(少々のパワーダウンと重量増)とのウワサはあったりします。
参考出品された現車は日本やヨーロッパよりは緩いインドネシア仕様らしいので、排気まわりの大きさやレイアウトはもっと変わるのかもしれません。

 

ともあれ、いったんは消えてしまったジャンルがこうして復活することは喜ばしい限りですね。

参考-flickr
Kawasaki Motor Indonesia

Jl. Madura Blok L11, Kawasan Industri MM2100,
Cikarang Barat, Bekasi 17530
Tel : (62-21) 295 77 888
Fax : (62-21) 295 77 018
Home
Youtube:Ninja ZX-25R: Vol.1 Revealed!
Youtube:Ninja ZX-25R: Vol.2 First Impression

Writer: Kenn

Keyword

Recommend

今、あなたにオススメ