コンフェデレートが新モデル「Wreath」を発売!ついでに旧モデル・現行モデルも復習だ!

以前、アメリカの「G2 P51 Combat Fighter」をご紹介しましたが、製造元であるConfederate Motorcyclesはボンネビル・ソルト・フラッツで速度記録への挑戦を続けている、直線での速さにコダワリを持ったメーカーです。

今回は、そんな同社の開発する前モデル「X132 Hellcat Speedster」と、現行モデル「G2 P51 Combat Figher」を復習しつつ、新たに発表された、この夏発売予定の新モデル「Wraith」を少しだけご紹介いたしましょう。

前モデル「X132 Hellcat Speedster」

s_X132 Hellcat Speedster 2 - Front Right Quarter

s_X132 Hellcat Speedster 1 - Right Profile

非常に高い評価を受けて完売した「X132 Hellcat Speedster」。

空冷Vツインエンジンは、総排気量2,163cc、最高出力121bhp、190Nmの最大トルクを発生します。フレームはスチール製のバックボーン型です。

s_X132 Hellcat Speedster 5 - Left Profile

フロントフォークはホワイトパワー製の48mm倒立。ブレーキはディスク&キャリパーともにベルリンガーをチョイスしています。ホイールは前後ともにブラックストーン・テックのカーボン製18インチとなっています。

s_hellcat00

また、リアサスペンションには、カスタムメイドされたフルアジャスタブルのモノショックを採用。リアブレーキはフロントと同じくベルリンガー。タイヤは前後共にメッツェラー・マラソンをチョイス。高出力・高トルクのパワーを受け止めます。

この「Hellcat Speedster」、確かにとても魅力的ですが、お値段はなんと6万9,500ドル(約764万5,000円)。ところが、それが見事完売!お金持ちっているのですね…。

現行モデル「G2 P51 Combat Fighter」

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続いては現行モデルである「G2 P51 Combat Fighter」。これ程に圧倒的な存在感を放つオートバイは珍しいのではないでしょうか。アメリカンバイクのアイコンである大排気量エンジンと、非常にユニークな車体構成であることがわかります。

総排気量2,163ccで200馬力を叩き出す

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注目ポイントの一つはS&Sエンジン。挟み角56度の空油冷4ストロークVツインエンジンは、バルブ駆動にはOHVを採用。主要パーツは同社オリジナル設計、6061 T-6アルミニウムのCNC削り出しで作られています。総排気量2,163ccで200馬力を絞り出します。

主要構成パーツも6061 T-6アルミニウムのCNC削り出し

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もう一つの注目ポイントは、前モデル「X132 Hellcat Speedster」とは大きく異なる独特の車体構成。上の写真はフレーム、フロントフォーク、スイングアーム、エンジンハンガーといった主要な車体構成パーツ。これらも6061 T-6アルミニウムのCNC削り出しにて作られています。

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フレームとフロントのガーターフォークの上質さがお分かりいただけるかと思います。

ホイールは前後カーボン製

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ホイールは前後ともに同社オリジナルのカーボン製。その他、チェーンガード、前後フェンダーのほか、エンジンのアンダーガードもカーボン製となっています。ちなみに上の写真は、もう一つのカラーバリエーションであるブラックです。

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実に独自性の高い車両ではありますが、そこには、しっかりとした技術的裏付けがあります。製造元のConfederate Motorcyclesは、アメリカはルイジアナ州に本拠地を置く、アメリカへの強いコダワリを持ったコンストラクターです。独創的なデザインと、職人技とも言える高い製造技術を有しており、超高価格なモデルのみを約25年間にわたり製造してきました。

同社がユニークな点は…冒頭にも書きましたが、ボンネビル・ソルト・フラッツで速度記録への挑戦を続け、直線での速さにコダワリがある点にあります。同社市販モデルには、ボンネビル・レーサーで培った技術・ノウハウが投入され続けているのです(上の写真はボンネビル・レーサー)。

残り17台、欲しい方は急げ!

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ここで紹介した「G2 P51 Combat Fighter」は200馬力を発生するエンジンを搭載していながら、車両重量は226kg。直線での速さもなんとなく想像できるでしょう。

数字上のお遊びでなく、しっかりと公道でそれ(に近い)加速を楽しめるわけです。もちろん市販モデルなので、注文すれば普通に購入可能です。車両本体価格は12万5,000ドル(約1,250万円)と、非常に高価ですが…。トータル61台(ポリッシュ仕上げが31台・ブラックが30台)が製造されるのですが、すでに41台が受注済だそうで、残りは17台です。

メイドインUSA絶対速度へのコダワリ、オリジナリティ、高い技術力を兼ね揃えた「G2 P51 Combat Fighter」。世界中の大富豪が買いたくなる気持ちもわかります。

新作「Wraith」は2017年春に登場!

s_Wraith 3Qそしてお待たせしました、最新情報です! 同社の新作「Wraith」が2017年にリリースされます。

しかしその詳細は…何一つ聞き出すことが出来ませんでした…。ここまで引っ張っておいて大変申し訳ありません。

先方から送られてきたのは、いわゆるラフスケッチ(上記画像)のみでした。アメリカの象徴であるVツインエンジンを搭載するのは必然として、次のモデルではカーボンを強調した外装デザインに挑むようです。フレームはバックボーン的ですが、ガソリンタンクを兼ねているように見えます。

発表は、今年ドイツで開催される「インターモット(バイク専門の見本市)」を予定しているようですので、それを楽しみに待ちましょう!

参考 – Confederate Motorcycles

Reggy

Reggy

オートバイ系雑誌・書籍編集をする傍ら、自転車輸入販売業として起業。得意ジャンルは自転車(子ども車・子ども乗せ・クロスバイク)・オートバイ・自動車・アウトドア。