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日本屈指の観光スポットである浅草・浅草寺の雷門からわずか徒歩2分、お店の前にバイクが停められるライダーウェルカムな本格派カフェが今回紹介する「ORTIGA(オルティガ)」です。すでにさまざまなメディアで取り上げられていることからご存知の方も少なくないでしょう。新たなライダーの聖地となりつつあるORTIGAの魅力をお伝えします。
カスタムカルチャー × 本格派カフェを体現
まるで木造建築のような店構えで、入り口の横には店名を主張する大きな「ORTIGA」のデザインが目を引きます。もうひとつある右側の大きな扉は、店内の見どころであるガレージスペースに繋がる門。東京都内にはいろんなテイストのカフェが無数に点在しますが、伝統のモーターサイクルカルチャーとカフェの両方を組み合わせた独自性が外観からも伝わってきます。
コンセプトは「アメリカ・カリフォルニアの砂漠にあるカフェ」。店内は白壁に覆われたナチュラルテイストでまとめられており、確かにカリフォルニア州、その奥に広がるネバダ州やアリゾナ州に広がる砂漠のなかに建つカフェに来た……そんなイメージがぴったりの仕上げになっています。この世界観、日本人はもちろん外国人観光客にも間違いなく伝わるはず。
ライダーに嬉しい空間がこちらのガレージスペース。いわゆる催事スペースで、期間ごとのイベントに合わせて有名なカスタムバイクや希少なバイクが展示されています。レンガ調の壁一面をデザインしたのは、カスタムシーンを知る人なら耳にしたことがあるペインターShakin’ speedgraphix(シェイキンスピードグラフィックス)の清水知巳さんによるもの。カフェカウンターのデザインプレートも清水さんが手がけるなど、ORTIGAの各所からカスタムカルチャーが匂い立ちます。
こちらのスペースには2つのテーブルに2脚ずつチェアが設けられており、希望者が利用できるようになっています。特にライダーには、席が空いていればお店のスタッフが案内してくれます。滅多に見られないバイクとともに彩られる空間で飲むコーヒー……このひとときは格別です。
本場で学んだ自家焙煎の本格カフェ&フード
カスタムバイクカルチャーが色濃く伝わるORTIGAですが、ここで味わえるコーヒーも本格派なんです。カフェの本場と言われるニュージーランドで学んだバリスタがオリジナルのブレンド豆を自家焙煎しており、それぞれ「スティーブ」と「メアリー」と名付けられた豆を用いてとっておきの一杯を提供してくれます。
写真で紹介している「ピッコロ」は、南半球のカフェ文化のなかから生まれたものだそうです。ORTIGAではこちらをはじめ、カフェの本流から生み出されたバリエーション豊かなコーヒーを味わうことができます。
本格的なコーヒーやスイーツに加えてフードメニューも充実しています。「カリフォルニアの砂漠」をコンセプトとしているだけあって、フードメニューにはアメリカのダイナーから飛び出してきそうなボリューミーな品が並びます。アボガドもたっぷり添えられた「スペシャルチキンバーガー」は、風味豊かなソースとバランスよく合わさってほどよいスパイシーな味わいになっています。添えられている自家製ピクルスも良いアクセントに。ほかにもアメリカンなフードが揃っているので、ぜひいろいろ試してみてください。
2階も優しい色合いを基調とした内装が広がります。フロア中央には、砂漠のオアシスを思わせるミニジャングルが。このジャングルには隠しアイテムがところどころにあるので(記事巻末のギャラリーでちょい見せしています)、気になる方はお店で確かめてみてください。
ライダーなら一度は足を運びたい名所に
2022年にオープンしてから「バイクカルチャーが楽しめるカフェ」として、バイクイベントなどいろんな取り組みをしているORTIGA。4月からはフラッペも登場するなど、カフェのラインアップにもさらなる取り組みがされていくようです。
お店の前にバイクを停めるときは、お店前の白線の内側に収まるよう駐輪しましょう。また満車で停められないときは、「雷門地下駐車場」など周辺にあるいくつかのバイク駐輪スペースを利用しましょう。バイクに乗らないお客様もいらっしゃるので、みんなで楽しめる空間として協力しあって利用したいですね。
ORTIGAの詳細
住所 | 東京都台東区雷門2-16-3 |
営業時間 | 平日•日曜 / 9:00-17:00 土曜 / 9:00-18:00 |
定休日 | 火曜 |
公式サイト | https://ortiga-asakusa.com/ |
公式Instagram | https://www.instagram.com/ortiga_asakusa/ |