レストアするならシリンダー内部にも気を使いたい!クロスハッチを自力で成形

中古シリンダーを買ったはいいけど「シリンダーの中を見たら、クロスハッチが全く見当たらないよ!やられたぜ〜!」なんてことは、某オークションで入手した時などにはよくある話。シリンダー内はピストンリングと擦れているので、走行距離に応じてクロスハッチも次第に無くなっていきますから。でもクロスハッチ成形を自分でもできるなら、やってみたいと思いませんか?

クロスハッチ成形が出来ちゃう「ホーニングヘッド」

自分でクロスハッチ成形が出来ちゃうのがこの「ホーニングヘッド」です。スプリングの力でシリンダー内部に入れると砥石が広がる工具なのです。

自力でクロスハッチを形成

今回は阿佐ヶ谷の太洋モータースさんで、場所とホーニングヘッドをお借りして、クロスハッチを形成してみます。

エアドリルにホーニングヘッドを取り付けて、ホーニングヘッドの砥石とシリンダー内には若干オイルを付けた状態で研磨します。普通はボーリング屋さんなどでやってもらう作業ですが、簡易的なものならこれでやれます。超簡単です!

ほんの数秒でクロスハッチが完成!

ホンの数秒でクロスハッチが出来ました。但し、やり過ぎるとボアが研磨され過ぎてしまうので要注意です。本当に速攻で削れるので、削り過ぎには細心の注意を払って作業しましょう。

ひと手間かけるだけで、油膜保持の安心感がアップします。趣味のレストアにおいて、クロスハッチ成形は油膜保持には欠かせない加工ですぞ!

NANDY小菅

NANDY小菅

各種バイク誌で活躍しているフリーライター。バイクとアニメの探究者で著書に「アニメバイク本」、「ご奉仕大好き! メイド本」など。所有バイクは15台くらい。