中免から?いきなり大型から?バイクの免許取得は段階を踏むべきなのか

バイク免許を取りたいと思った時にまず悩むのが、中免から取るきか、それともいきなり大型から取るかということです。

そこで今回は、「いきなり大型からいけるの?」「中免から取って段階を踏みたい!」など、どちらが賢い選択なのかを筆者なりにわかりやすく分析してみたいと思います。

まずは教習時間から比較!

それでは早速、双方のメリット・デメリットを比較してみましょう。まず異なる点は、教習時限数です。

■普通二輪免許(中免)を所持していて大型免許を取る場合

1段階:5時限、2段階:7時限=合計12時限

■普通自動車免許(クルマの免許)のみ所持で、いきなり大型免許を取る場合

1段階:14時限、2段階:17時限=合計31時限

※ここでいう普通自動車免許とは普通自動車第一種免許のことです

普通自動車免許所持の場合は、普通自動二輪免許より19時限も多く乗車することが義務づけられています(あくまで最短の場合です。)

波状路という大型二輪独自の課題がありますが、それ以外はほぼ教習内容は普通自動二輪と一緒ですので、19時限も多く基本走行をしっかり学べると言えるかもしれません。しかしその分大型二輪の運転技術を習得するのに時間が必要ということです。

合宿の場合ですと普通二輪免許所持は最短5泊、普通自動車免許所持の場合は13泊とここでも大きく差がでます。社会人の方は13泊もなかなか休みが取れないと思いますが、5泊であればゴールデンウィークやシルバーウィーク等を利用して取得することも可能です。

あぁ…書いてて申し訳ないのですが、この時点で、休みの取り方やライフスタイルは個人差がありますから、単純にメリットデメリットの比較だけで選べませんよね。

私の知人の教習所教官に尋ねたところ、「いきなり大型自動二輪免許を取るのに必要な31時限は、運転技術を習得するのには充分な時間であり、中免から取るよりしっかり学べる。」との事。確かにたっぷりと時間を使って技術を習得するのですから、それはそれでメリットになりますね。

次に費用の比較

次に費用の面から見てみましょう。※普通自動車免許を所持している事が前提

こちらはとある教習所の中免と大型の比較です。

■大型自動二輪免許をいきなり取る場合は17万1,180円(税込)

■普通自動二輪免許を取得して、その後大型自動二輪免許を取得する場合は17万3,340円(税込)

その差は2,160円。大型自動二輪免許をいきなり取る方が安いです。僅かな金額差ですが、それなら大型自動二輪免許をいきなり取ろう!と思うかもしれませんが、ここで注意点があります。万が一、技能試験や検定で失敗したときの”追加料金”です。

いきなり大型自動二輪免許を取得しようとする場合、教習時限数が多いため、何度も乗り越しする場合が考えられます。その場合、追加で技能教習料金(合宿の場合は宿泊料金)が発生するので、フタを開けてみたら余計にお金がかかってしまった…という可能性があります。

バイクの性能にまつわる比較

最後に、中型排気量のバイクと大型排気量のバイクの、性能そのものの一般的なメリット・デメリットを見てみましょう。

■中型バイク

取り回し:容易(軽量なため)

エンストのしやすさ:しやすい(低速トルクが非力なため)

疲れやすさ:疲れやすい(ギアチェンジが多い、振動が高くなるなど)

加速力:低い(排気量が小さいため)

安定性:低い(パワーが低く、軽量なため)

小回り:良い(車体が小さめで軽量なため)

■大型バイク

取り回し:悪め(重いため)

エンストのしやすさ:しにくい(低速トルクがあるため)

疲れやすさ:疲れにくい(トルク・出力共に余裕があるため)

加速力:高い(排気量が大きくパワーがあるため)

安定性:高い(パワーがあり、重量のため)

小回り:悪め(大柄な車体が多く、比較的重量のため)

以上の結果から簡潔にまとめると、中型排気量以下のバイク(〜399cc)は、ストップ&ゴーの多い街乗りに向いており、大型バイク(400cc〜)は長距離ツーリングや高速道路の走行に向いているということが分かります。結局のところ用途によって使い分けるられれば、一番良いということですね!

最後に余談ですが、筆者はいきなり大型免許から取っています。

理由はいたって単純で、「乗りたいと思ったバイクが大型免許ではないと乗れない排気量のバイクだったから」です。

メリットデメリット挙げていきましたが、あとはご自身の好奇心やモチベーションによっても大いに左右されますので、どちらの選択肢を取るのかの参考程度にしていただけますと幸いです。だって好きな事なのですから!

一康

一康

現在ファッション業界管理職の一康です。愛車はシャドウファントム。ファッション、バイクを通じ多くの方々の共感をお待ちしております。