カワサキのフラッグシップモデル「Ninja」の、歴代人気モデルをまとめてみた!

ある時からカワサキのフラッグシップモデルとして位置づけられるようになった「Ninja」。250ccモデルから大排気量モデルまで存在し、サイズやカラーバリエーションが豊富なことから人気を博しているバイクだ。

若者からご年配のかたまでファンが多い「Ninja」の歴代人気モデルを集めたので見ていきましょう!

全てはここから始まった

1984年「GPZ900R」が販売を開始。世界中の「バイク・オブ・ザ・イヤー」にも輝いた一台。このモデルはA1~A16と2003年まで発売され、トムクルーズ主演の映画「トップガン」でも使われた事でも有名ですね。カワサキの「Z」と肩を並べるほど旧車好きに愛されています。

ライトの下側が少し尖っているデザインとエンジン下を守るアンダーカウル、そしてチラッと見えるエンジンブロックが特徴です。

最高速への挑戦

1990年にはライト下にラムエアーダクトを搭載した「ZZ-R1100」が登場。このころにはフルカウルバイクの原型的なデザインが固まってきていますね。

市販車で280km / hまで達する性能で、時速300km / hが見えてきた事が一番のセールスポイントとなったのではないでしょうか。今ならツアラーとしても見えますね。

フラグシップとしての「Ninja」

2000年に「ZX-12R」が誕生します。空力を考えフレーム剛性を考え、最後にライダーを考えたようなデザインです。とにかく速かった市販車なのに巡行速度が苦手なんて言われたり。曲がらない倒しずらい、直線番長と揶揄されたり……ネタの宝庫のようなバイクです。

控え目だったラムエアーダクトは突き出したことで、より空気を吸い込めるように。今のスーパースポーツと変わりないデザインとなります。

曲がらない倒せないと言われる理由はフレーム剛性にあったと思われます。バックボーン型モノコックフレームを採用しているのでエンジンの上をフレームが通るためではないかと。ピンと来ないと思いますが二輪は固そうに見えるフレームがたわんだりゆがんだりして曲がるんです。目には見えませんけど……それだけこの「ZX-12R」は高速走行状態での安定を考えつくされた結果の弊害だっただけなのだと思います。どんな二輪も速度を落としてハンドルを切れば曲がりますので誇張されたイメージだと思います。

モデルチェンジをして問題を解決したのがB型になります。もう獲物を狙うエイリアンにしか見えない……怖すぎる。

巨大な戦艦

2006年「Ninja ZX-14」の登場は筆者もとても驚きました。カワサキ史上最強のエンジンと完全新設計と多くの雑誌やネットでも取り上げられていました。「打倒ハヤブサ」なんてのを覚えています、このころにはメガスポーツなんてカテゴリーがあり時速300キロは通過点のようになってましたしね。

至上最高のフラッグシップ

2012年「ZX-14R」として「Ninja」、そして「R」というネームが復活いたします。今までと違い発売前から暖められて思わせぶりな宣伝を打ってきたことから相当な自信があるのだろうと思ってたら、やっぱり出てきたのは世界最速の緑色な怪物でした。

写真は赤ですが黒に緑の引っ掻き傷のモンスターカラーが多いかと。どっかの栄養ドリンクカラーですね。並べて見ますと面影を探すのが難しいですね。

サイドカウルのポッコリした吸気口が新型「ZZR1400R」ではラインアートになっていることでしょうか。電子制御モリモリとなり、装着されたトラクションコントロールシステムは3モードタイプ。たぶんオマケとして思っているほうがいいかと思います。どのモードでもパワーで押し切れそうですからね。

ロストテクノロジーの復刻と可能性の塊

2015年に「H2」が出ます。川崎重工グループの技術を結集して作り上げた、「H2」は998cc並列4気筒スーパーチャージドエンジンが圧倒的な加速力を生み出します。美しい輝きと深みのある艶を実現。エンジンからデザイン過給機にいたるまで、他の部門の力をまとめたバイクとなります。

過去にカワサキが排ガス規定により出力低下を余儀なくされ、過給機付きの「カワサキ750ターボ」を1984年に出していますが、残念ながら国内販売はされず……これ以降ターボチャージャーやスーパーチャージャーといった過給機付きのバイクは販売されていません。失われていたテクノロジーなんですね。

お値段もプレミアム級の270万円。後輪ホイールに手裏剣のようなスポークがいい味を出しています。バイクとしての別カテゴリーを切り開いた「H2」ですが、一世代で終わることがないよう祈るばかりですね。

サーキットの技術をユーザーへ

2016年に登場した「ZX-10R」が最新の「Ninja」です。このモデルは1994年の「ZX-9R」から始まります。とにかく年式で顔も形もデザインも変わりとても全部は紹介できないと言えるほど多い。新型は電子制御技術をふんだんに使い「加速と減速をするだけタイムが縮んだ」なんて人もいたとか。

そして目につくのはブレーキの真上にある赤い部品ではないでしょうか。こちらは「バランスフリーフロントフォーク」と言います。気になる中身は、複雑すぎて説明ができません……

現行で購入できる最もレーシングに近いバイクではないでしょうか。

このブレーキとサスペンションだけですごい値段がしそうですね。

不朽の名作「Ninja」

駆け足で有名どころをまとめてみました。モデルによってカラーリングやフォルム、排気量が違い、どれも良さを感じますね。また、この記事を通して懐かしさに浸ったり、少しでも「Ninja」に興味を持っていただければピックアップしたかいがあるというもの。

ツーリング先で昔々の「Ninja」を見る機会があれば「これが祖先か……」なんて、この記事を思い出していただければ幸いです。

参考-カワサキ
minimi

minimi

熱帯の沖縄育ち車社会で二輪が大好きな私。バイクや車の小ネタを発信していきたいねぇ~ユタシク