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ナイキやアディダス、ニューバランスなどの王道シューズブランドが世界的シェアのほとんどを握る反面、近年では尖ったコンセプトをウリにして人気を博しているシューズブランドがちらほらと登場してきました。Onやオールバーズ、今回取り上げるホカ・オネオネなどがまさしくそれです。
しかし、それにしてもホカ・オネオネのコイツは尖りすぎなんじゃないか……?というシューズがありましたので、そちらをご紹介いたします。
TenNine Hike GTX
で、デカい……!ただでさえソールが分厚いことで有名なホカオネですが、このソールは群を抜いてデカいですね!こちらのTenNine Hike GTXは2020年9月時点ですでに登場していたハイキングブーツ。
アッパーは見慣れたハイカットデザインで、ファブリックは撥水素材を使用しています。軍用や登山用のアイテムに多く採用されているリップストップ生地でもあり、過酷な環境でガシガシ歩いても傷つかないタフなアッパーです。名前の通りゴアテックス仕様で、防水メンブレンが裏地に採用されています。
そして今回注目すべき、というか注目せざるを得ないのがこのミッドソールの分厚さ。特許取得済みの独自形状だそうで、ハイキングにおけるスムーズな動きを実現しているとのこと。たしかに踵からのアプローチが多いことを加味しつつ、山道にありがちなゴツゴツとした硬い地表とのインパクトを軽減するために、ヒール部分をオーバーに増強させているのかもしれません。
アウトソールには王道のVibram、しかもグリップ力に極振りしたMegagripを採用しています。5mm級の深い掘りでヌタヌタの山道でもすってんころりんする心配はありません。にしてもこんなに広い面積を覆うVibramソール、なかなか見ませんよね……。
もちろん、これだけアウトソールが大きいとシューズ全体の重量も増えてしまうため、アウトソールの素材はVibram Litebaseを採用して軽量化も図っています。
カラーバリエーションは3種…?
ハイテクシューズ好きであれば即チェックリスト入りするであろうこのTenNine Hike GTX、価格は海外正規ショップで250USドル、ホカオネジャパン公式サイトでは38,500円(税込)です。しかし、残念ながら国内外どちらの公式サイトでもブルー×ピンクのカラーしか取り扱われておらず、使いやすそうなブラックやネイビーは購入できません……。
また、ホカオネのハイカットモデルは非常に人気が高く、どのモデルも主要なサイズは即完売してしまうほどで、今から購入するのであれば楽天やBUYMAなどの非正規オンラインショップで購入するか、ホカオネを取り扱かっている実店舗に赴くしかありません。ちなみに筆者も都心のショップを練り歩いてはみましたが、残念ながら見かけることはありませんでした。
手に入れようとするのであればかなり根性がいるかもしれません。しかしファッションとはいつの時代でもそんなもの。ネットショップを駆け巡りましょう。