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巷を騒がせている電気自動車ですが、日本の自動車メーカーも世界の流行に後れないためいくつか市販モデルを発表・販売しています。
最近話題になった例と言えばHONDA e。筆者は非常に好きなデザインだったのですが、周りの一般ユーザーに意見調査を行うとどうやら不評も少なくありませんでした。
そこで、海外の新進気鋭なメーカーから超絶クールな電気自動車が発表されたのを聞きつけたので、今日はそちらをご紹介したいと思います。
ALPHA ACE
こちらはアメリカ合衆国カリフォルニア州に拠点を置く「Alpha Motor Corporation」のACEです。
エキサイティングな見た目をしていますよね、筆者は初めてこのビジュアルを見たときブルっちゃいました。
ちなみにこちらはHONDA e。カクっとしたデザインとチャーミングなおめめは似ていますが、エッセンスが違いますよね。ロボコップとストームトルーパーを見比べてる気分です。
ヴィンテージ×SFなエクステリア
メタリックシルバーで覆われた、アメ車らしいカクカクボディ…… HONDA eとは一味違ったサイバーパンクの世界観が伝わってきます。
昔ながらのミラーや、張り出したフェンダー。下品にならない程度のエッセンスが大変魅力的です。
電飾は非常にシンプルで、横一直線のウィンカーとテールランプからは2021年型ポルシェ911と同じく「こういうのでいいだよ、こういうので」という意思を感じます。
ビンテージなアメ車さながらのホイールキャップがまたいい味出してますね。
スポーティかつミニマルな内装
内装は80年代のインテリアデザインを彷彿とさせる、フラットながらに渋い雰囲気が漂っています。
前部中心には大型の液晶パネルが堂々と構えられており、これが存外雰囲気を損なわずにフューチャーレトロ感を演出しています。
シートやハンドルにはパンチングレザーが用いられ、スポーティな側面も。何気にドアハンドルにはレザーの取っ手が付けられているのがオシャレですね。
PERFORMANCE EDITIONのデザインがパない
ACEの上位版である「PERFORMANCE EDITION」がこちら。一層ダークなシルバーグレーがちょいワルな威圧感を演出しています。
シェルビーコブラをリスペクトしたようなセンターロックのホイールデザインは、一般的な現行車にはないやんちゃさを感じさせます。
通常仕様とは異なったミラー形状や追加エアロなどのほかに、フレークのキャンディペイントなどの特別塗装が選べます。
やんちゃな見た目に反して、内装はブリティッシュで紳士なイメージになっています。バーバリーチェックのテクスチャとホワイトレザーが上品ですね。
スペックと購入方法について
さて、いかにもガソリンで走りそうな見た目をしていますが、ACEが電気自動車であることを忘れてはいけません。
スペックシート上では、航続距離250マイル(400㎞)、後輪駆動、車重1.6トン、0-100㎞/hが約6秒という、電気自動車にしては並み程度の性能になっています。
PERFORMANCE EDITIONは四輪駆動になり、0-100㎞/hは4.6秒と瞬発力に優れています。
2シーターではありますが、後部には400リットルもの収納スペースがあり、これはポルシェ・タイカンの後部収納スペースと同程度です。
価格はノーマル仕様で32,000~39,000USドル(約332~405万円)、PERFORMANCE EDITIONはカスタムによって応相談となります。
現在は予約受付中ですので、気になる方はホームページから予約/問い合わせフォームでご連絡を取る必要があります。