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街中でフレームに「MATE.」と描かれた自転車が走っているのを見かけたことはありませんか? forRide編集部のある渋谷・新宿エリアでは毎日必ず見かけるほど大繁殖しておいます。
その自転車の正体は「MATE.BIKE(メイトバイク)」というデンマーク発のe-BIKE(電動アシスト自転車)ブランドが手掛けるもの。
そこで今回は、流行の兆しを見せるMATE.BIKEというe-BIKEブランドと、同社から発売されるニューモデル「MATE CITY」についてご紹介します。
e-BIKEブランド「MATE.BIKE」について
MATE.BIKEはデンマークはコペンハーゲンに住む姉弟が、交通渋滞や気候変動などの環境問題を危惧し、エコでスムーズな交通手段として設計したe-BIKEブランドです。
2016年からクラウドファンディングを開始し、スタートアップながらこれまでに世界累計で15,000台以上もの販売実績を誇ります。
なお日本では、俳優の窪塚洋介さんがアンバサダーを務めているほか、WEBコンテンツには女優のMEGUMIさんも登場するなど、精力的なプロモーションを行っています。ちなみにテレビディレクターのマッコイ斎藤さんが、自身のYouTubeチャンネルで即買いしていたe-BIKEもMATE.BIKEのものです。
そしてこちらのファットタイヤを装着した折り畳みe-BIKEが、ファーストモデルの「MATE X」。ファットタイヤを装着しているため、ビーチクルーザーやファットバイクのようなアウトドアを想起させつつファッショナブルな印象も受けます。しかしながらMATE Xには難点もあり、例えば実際に折り畳んで持ち運ぶ際には少し大変であったり、タイヤ太くて駐輪場によっては停められない場合も……。
そんな懸念を払拭するためタウンユースを前提にリビルドしたのが、ニューモデルとなる「MATE CITY(メイトシティー)」です。
ニューモデル「MATE CITY(メイトシティー)」
MATE Xのコンポーネントをベースに、よりコンパクトでスマートかつ軽量にしたモデルが、こちらのMATE CITY。
MATE Xとの違いは、タイヤサイズを20×1.5インチに落とすことで小回り性能と軽量化が図られており、女性でも簡単に乗れ、軽くなったぶん持ち運びも容易に行うことができるように進化しています。
折り畳み式のe-BIKEは希少
MATE CITYもMATE Xと同様に3ステップで簡単に折り畳むことができ、横幅が90cm、高さが68cm、厚みが40cmまでコンパクトにすることができます。
また、総重量も21.5kgと比較的軽めなので車への積載はもちろんのこと、専用バッグを使って電車に乗ることも可能です。通勤通学をはじめ、旅先での観光サイクリングなのでも活躍しそうですね!
フルカラーディスプレー&SHIMANO製内装7段ギア
MATE CITYには簡易化された大型の5スピードカラーディスプレイが装備されており、走行距離やバッテリー残量、スピード等を簡単に把握することができます。
そして、信頼のおけるSHIMANO製の内装7段ギアとシフターを装着しているので、自分のライディングやシーンに合わせて変速も可能。ギア操作も片手で簡単に行えるので、実に快適なコントロールが味わえます。
実物を見るならフラッグシップストアへGO!
MATE CITYについてご紹介しましたが、興味のある方は東京都渋谷区にあるフラッグシップストア「MATE. BIKE TOKYO」に足を運ばれることをオススメします。また、遠方でなかなか渋谷まで見にいけないという場合は、MATE. BIKEを取り扱っている販売店もいくつかあるので、下記のWEBサイトでお近くのショップを探してみて下さい。(が、訪問は少なくとも緊急事態宣言後にしてください)
コロナ禍で移動手段が見直されている今だからこそ、【安心安全、快適、楽しい、オシャレ】の一石四鳥であるMATE CITYという選択肢もアリなのではないでしょうか。
MATE CITYの詳細
価格:27万5,000円 (税込)
カラー:Legacy Black、True Blue、Golden Olive、Shocking Pink
モーター:250W
ディスクブレーキ:機械式
タイヤサイズ:20×1.5インチ
速度上限:15mph (24.0km / h)
アシスト距離(最大):80km
重量(バッテリーを含む):21.5kg