この記事の目次
トライアンフといえば、クラシカルな外観ながらも、最新鋭のテクノロジーを搭載した大排気量モデルが世界中で人気を博しているわけですが……なんと、普通自動二輪免許でも運転できる200cc前後の小排気量モデル(軽二輪区分)の生産が近付いているとの情報をキャッチしました。
現行のトライアンフは大排気量モデルが中心
現在のトライアンフのラインアップは「ボンネビル」や「スピードツイン」などのモダンクラシックセグメントに属する大排気量モデルが中心となっています。
ロードスターセグメントでは「トライデント660」や「スピードトリプル」のように現代的なモデルもありますが、それでもやはりクラシカルなイメージを連想する方も多いことでしょう。そんなトライアンフですが、実は2017年にインドの当時世界第3位のメーカー「Bajaj(バジャジ)」との協業し、小〜中排気量モデルを生産するという内容でしたね。
https://forride.jp/news/triumph-bajaj
バジャジとの協業が本格化するトライアンフ!
しかし、イギリス・インド両国ともに新型コロナウイルスによる打撃は相当大きく、協業の話題もすっかり薄れてしまいましたが、ついに200ccモデルの概要が解禁間近であるとの情報が入ってきました。
そうなると、どのようなモデルが発表されるのかが非常に気になります。BMWモトラッドは、TVS製モデルをベースとした「G310R」シリーズのセールスも堅調ですが、トライアンフも同様にバジャジ製モデルをベースに開発が進むと考えられます。
そこでバジャジの公式サイトを確認したところ、400ccクラスだとこのようなモデルがラインアップされていますので、こちらをベースに「タイガー」シリーズの末弟としてアドベンチャーモデルが追加される可能性も考えられます。
また、バジャジの200ccクラスではこのようなフルカウルスポーツモデルや、ストリートファイターモデルもあり、ロードスターセグメントへの投入も考えられます。これ以外にもバジャジは豊富な中〜小排気量モデルをラインアップしておりますので、何らかのバジャジが持つアセットを活用した効率的な開発となることは間違いないでしょう。
ネーミングとしては「タイガー200」や「デイトナ200」のような現行に近いモデル名が現実的かもしれませんが、モダンクラシックセグメントへの投入であれば、排気量200ccクラスのビンテージトライアンフ「T20 タイガーカブ」のオマージュとして、「CUB(カブ)」または「T20」になる可能性も捨てきれません!
はたしてトライアンフが狙う小排気量モデルは、どのセグメントへ投入されるのでしょうか。遠からぬうちにディテールが発表されるようですので、続報が入りましたらご紹介いたします!