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バイクや自転車、キックボードなど、新しい電動モビリティが次々と誕生している昨今ですが、今回ご紹介する電動モビリティは、革新的なデザインと機能性を誇る電動4輪スクーター「AA-i」です。
ちなみに、こちらのモデルはミニカー登録のため普通自動車免許で運転することができます!
環境に優しい「AA-i」
再生可能エネルギーを活用し、走行時にCO2を排出しないZEV(ゼロエミッションビークル)を目的とした日本のモビリティブランド「aidea」。地球環境を考え、2020年6月に電動3輪バイク「AA-Cargo」を発表。ほどなくして、普通自動車免許で乗ることができる、4輪の電動スクーター「AA-i」が誕生しました。
「AA-i」は2輪車と相違のないコンパクトなサイズ感や、安全かつ快適な4輪構造が最大の特徴。プライベートはもちろんのこと、ビジネスでも使えるパーソナルモビリティに属します。
商品名:AA-i
車両区分:ミニカー
全長x全幅×全高:2,020×700×1,700mm
乗車定員:1名
最大積載量(法定最大量):90kg
定格出力:0.6kW
バッテリー容量:7.7kWh
一充電走行距離:123km(30km/h定地走行値)/73km(60km/h定地走行値)
充電コネクタ:J1772(100V/200V)
充電時間:100V充電時:12時間/200V充電時:6時間
発売時期・価格:未定
雨風を凌ぐことができる巨大なスクリーンにはワイパーが完備され、ヘッドライトは視認性の高いLEDを採用。ボックス裏にはバックレストが設けられているので、長時間の走行でも疲れにくくなっています。
独自のサスペンション構造が採用されたインホイールモーターにより、重量のある荷物を積載してもパワーロスを軽減してくれます。
左右独立懸架サスペンションが採用され、4つのタイヤは独立構造なので衝撃を吸収し、悪路や段差でもスムーズに走ることが可能。また、電子制御によりコーナリング時でも車体を最適な角度に傾斜させ、遠心力に逆らうことなく安定した走りを実現してくれます。
バイクサイズの一人乗り自動車という感覚
軽自動車クラスの約半分以下のサイズなので、置き場(駐輪スペース)の問題もクリアしやすく、狭い路地の通行も容易です。
なにより電動バイクなのでガソリン車のような排気音はせず、閑静な住宅街でも気にせずに乗ることができます。ニオイの心配もありません!
一般家庭の約一日分の消費電力が供給可能!
搭載された7.7kWhの大容量リチウムイオンバッテリーは、一般家庭の約1日分(2人世帯の春秋時期)の消費電力を供給することが可能となっており、災害時などの電源供給としても期待できます。
カーボンニュートラルへの貢献としても
ガソリンを一切使用することなく電気エネルギーのみで稼働するAA-iなら環境負荷を軽減してくれるため、カーボンニュートラルへの貢献としても一役買ってくれることでしょう。
これなら、安定性にも優れているためバイクを初めて乗る方にも最適ですし、電動でありながら一充電あたりの航続距離も長いため、ラストワンマイル市場におけるポールポジション争いに食い込めるポテンシャルを持った電動パーソナルモビリティと言っても過言ではないでしょう。
大手企業でも採用されている
災害時にも役立つ便利なパーソナルモビリティAA-iは、区分でいうとミニカーになります。しかし操作性はバイクに限りなく近いため、デリバリー用スクーターの様に気軽に乗ることができます。普段使いはもちろんのこと、ビジネスシーンでも活躍することでしょう。
また、グッドデザイン賞も獲得している3輪モデルの「AA-Cargo」は、日本郵便やマクドナルドをはじめとする大手企業でもすでに採用されているため、利便性・経済性の高さも折り紙付きです。安全性と快適性に優れた電動4輪スクーター「AA-i」もまた、多くの大手企業で導入されることでしょう。これからの活躍に期待大ですね。