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Royal Enfield(ロイヤルエンフィールド)のアドベンチャーモデル「ヒマラヤ」に乗って、ヒマラヤ山脈の一帯を走るプログラム「Moto Himalaya 2022(モト・ヒマラヤ 2022)」が、2022年8月14日(水)に開催され、アジア太平洋地域から日本をはじめ、60人以上のライダーがこの壮大なプロジェクトに参加しました。
そこで今回は、エンドユーザーに走る楽しさと刺激を与えてくれるモト・ヒマラヤ 2022についてご紹介します。
モト・ヒマラヤとは?
ロイヤルエンフィールドが主催する「モト・ヒマラヤ」は、20年にわたってヒマラヤで実地されているプロジェクトで、これまでに累計で30,000人ものライダーが参加しています。
チベット高原とインド亜大陸を隔てる無数の山脈が織りなすヒマラヤ山脈の大自然が舞台で、主要地点はヒマラヤ山脈西側に位置する自然豊かな”インド・ラダック地方”を選定。ラダック連邦直轄領の中心地であるレーを拠点とし、ヌブラ渓谷、パンゴン湖、モリリ湖、カール湖などの世界有数の観光名所を巡るスケールの大きな内容となっています。
今年のモト・ヒマラヤ2022に参加した総勢60名のライダーは3つのパーティーに分かれ、めまぐるしく変化する路面状況や地形、天候などに気をつけながらツアーがスタート。参加者には、ロイヤルエンフィールドのオリジナルTシャツをはじめ、ボトルやヘルメットに貼る用のステッカーなどが配られ、やる気も充分。
そして、ロイヤルエンフィールドのアドベンチャーモデル「ヒマラヤ」に乗って大自然や観光スポットを巡りながら、7日間で標高5,000m以上の峠を5回通過し、合計1,000kmもの走行距離を走ります。都会の喧騒から離れて行われる唯一無二の体験は、間違いなくここでしか味わえない一生モノの価値があります。
舞台はヒマラヤ。舗装路のみならず、時にはこのような道なき道を走行することもあります。
ずぶ濡れになったり、泥だらけになったり、転倒やさまざまなパプニングも発生しますが、ワゴンでツアーに帯同するロイヤルエンフィールドのサポートチームの手助けにより、参加者も安心してツアーを楽しめたのではないでしょうか。
最終地点はレーにあるホテルで、参加者全員が無事にゴール。最終日の19時から閉会式を行い、参加者全員には「モト・ヒマラヤ2022の修了証」が手渡され、壮大なプロジェクトは幕を閉じました。
この表情を見ると、日常では味わう事のできない刺激的なライドプログラムを存分に楽しめたことは言うまでもありませんね。
ロイヤルエンフィールド「HYMALAYAN (ヒマラヤ)」
今回のツアーで使用された車両は、ロイヤルエンフィールドのラインアップに並ぶ「HYMALAYAN (ヒマラヤ)」。過酷なヒマラヤ山脈を走破するために誕生した、初のアドベンチャーモデルです。ロイヤルエンフィールドの開発チームが実際にヒマラヤで旅をし、何度もテストを繰り返すことで必要な機能やパフォーマンスを確立し、あらゆる地形に対応した高い走破性を誇るモデルです。
天候にも左右されず、悪路やさまざまな条件下でも順応できるようタフに作られており、乗るたびにライダーをあらゆる冒険へといざなってくれます。
ロイヤルエンフィールド「HYMALAYAN (ヒマラヤ)」のスペック
エンジン型式 | 空冷4ストローク 単気筒SOHC2バルブ |
---|---|
排気量 | 411cc |
最高出力 | 17.9kW/ 6,500rpm |
最大トルク | 32Nm / 4,250rpm |
車両重量 | 199kg |
全長×全幅×全高(mm) | 2,190×840×1,370 |
シート高(mm) | 800 |
変速機 | 5速マニュアル |
燃料タンク容量 | 15L |
タイヤサイズ | 前:90/90-21、後:120/90-17 |
ブレーキ | 前:φ300mmディスク/ABS、後:φ240mmディスク/ABS |
価格(税込) | HIMALAYAN Base:77万4,000円 HIMALAYAN Mid:78万6,500円 HIMALAYAN Premium:80万800円 |
来年はモト・ヒマラヤに参加しよう!
場所が場所だけに気軽には参加できないかもしれませんが、新たな一歩を踏み出してモト・ヒマラヤに参加することで、人生を変えてくれる体験が待っているかもしれません。