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カワサキ からオフロード走行向けの4輪バギー「TERYX/MULE」が国内で販売開始となりました。
オフロードの過酷な環境でのスポーツ走行に最適な、レクリエーション・ユーティリティ・ビークル「TERYX(テリックス)」と、遊びだけではなく実用性も加味した、ユーティリティ・ビークル「MULE(ミュール)」など、全4モデルがラインアップに追加されたので見ていきましょう!
大人の趣味に最適なオフロード4輪バギー(ATV)
カワサキのオフロード4輪車は、過酷な環境下での使用に耐える耐久性や、大きな岩も乗り越えるパワフルさを有した乗り物です。オフロード向けのモデルということもあり、公道走行は不可ですが、仕事からレジャーに至るまで幅広い用途をカバーし、エキサイティングな体験に誘ってくれます。
TERYX KRX 1000
999ccの水冷4ストローク並列2気筒 DOHCエンジンを搭載した「TERYX(テリックス) KRX 1000」は、見た目の通り大自然を走破することを前提に設計されたトレイルアドベンチャーモデルです。
デュアルレンジCVTミッションはハイ、ロー、リバースの3ポジションが用意され、自動遠心クラッチにより操作も簡単に行えます。また、強靭なシャーシをはじめ、強調されたFOX社製のショックユニットとロングホイールトラベルがオフロードモデルのポテンシャルを最大限に引き立たせ、高い走破性と優れた乗り心地を両立。
最低地上高は360mmに設定されているので、障害物にぶつかる可能性を低減しているので安心です。
そして、インストールされた31インチのMAXXIS社製のタイヤが障害物を軽々と乗り越えてくれます。ブレーキは優れた制動力を発揮する、外径258mmのディスクブレーキを採用。
乗り心地の良さはもちろんのこと、乗車定員数は2名ということもあり、広々とした室内が確保されています。
エンジン型式 | 水冷4ストローク並列2気筒 DOHC |
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排気量 | 999cc |
最高出力 | 84kW/ 8,500rpm |
最大トルク | 104Nm / 7,000rpm |
車両重量 | 860kg |
全長×全幅×全高(mm) | 3,305×1,730×1,900 |
最低地上高(mm) | 365mm(プリロード最大設定時:375mm) |
シート高(mm) | 800 |
変速機 | CVT/無段変速 |
燃料タンク容量 | 40L |
タイヤサイズ | 前:31×10.00R15 8PR、後:31×10.00R15 8PR |
カラー | ライムグリーン×メタリックオニキスブラック |
価格(税込) | 330万円 |
TERYX4 S LE
ワイドボディシャシーとミッドエンジンレイアウトを採用することで、搭載されたV型2気筒エンジンのポテンシャルを最大限に引き出した、4シーター仕様の「TERYX4 S LE」は本格オフロードスポーツからレジャーに至るまで、幅広いシーンで活躍する一台です。
特にエンジンの搭載位置に強いこだわりがあり、前後重量配分を48:52とすることで、スポーティなハンドリングを実現。
また、トレッドやロングホイールベース、ロングストロークサスペンションの組み合わせにより、4人乗りでありながらも快適性と安定性が確保されています。
機能としては、軽快なステアリングでスポーツ性能を発揮する「2WD」、ステアリングを軽くしたままトラクションを強化する「4WD」、最大限のトラクションを発揮する「4WD+ディファレンシャルロック」の3つのモードが用意されているので、シーンに応じて切り替えることが可能。
113kgの最大積載量を誇る荷台はレジャー用品を積載するのに十分なスペースが確保され、冒険心くすぐるデザインもさることながら、レジャーシーンを気の合う仲間とシェア出来る一台です。
エンジン型式 | 水冷4ストローク90°V型2気筒 SOHC |
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排気量 | 783cc |
最高出力 | 43kW/ 6,750rpm |
最大トルク | 64Nm / 5,500rpm |
車両重量 | 743kg |
全長×全幅×全高(mm) | 3,185×1,590×2,045 |
最低地上高(mm) | 285mm(プリロード最大設定時:310mm) |
シート高(mm) | 865mm(前席)/930mm(後席) |
変速機 | CVT/無段変速 |
燃料タンク容量 | 30L |
タイヤサイズ | 前:27×9R14 6PR、後:27×11R14 6PR |
カラー | キャンディーライムグリーン |
価格(税込) | 291万5,000円 |
MULE PRO-FXT EPS
先ほどのオフロードスポーツ仕様の「TERYX」シリーズとは一線を画し、実用性を追求したモデルが「MULE(ミュール)」です。名前の由来は、”Multi-Use Light Equipment”の頭文字から取ったもので、軽量かつコンパクトな車体には実用的な機能を満載しています。
エンジンは水冷4ストローク並列3気筒 DOHCエンジン(812cc)を搭載し、極低速域から安定したパワーを発揮します。
MULEシリーズのフラッグシップモデルであるMULE PRO-FXTは、角断面パイプと高張力鋼板を組み合わせたラダーフレーム、障害物を容易に乗り越える12インチホイール×26インチのラジアルタイヤにより、過酷な環境下での使用に耐えれる頑丈なスタイリングが施されています。
また、農場や牧場などでの使用を配慮して、907kgまでの牽引能力を備えています。
エンジン型式 | 水冷4ストローク並列3気筒 DOHC |
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排気量 | 812cc |
最高出力 | 35kW/ 5,500rpm |
最大トルク | 65Nm / 3,500rpm |
車両重量 | 867kg |
全長×全幅×全高(mm) | 3,385×1,625×1,970 |
最低地上高(mm) | 260 |
シート高(mm) | 880mm(前席)/965mm(後席) |
変速機 | CVT/無段変速 |
燃料タンク容量 | 30L |
タイヤサイズ | 前:26×9.00R12 4PR、後:26×11.00R12 4PR |
カラー | ティンバーライングリーン |
価格(税込) | 253万円 |
MULE PRO-FX EPS
農場や牧場などにおいて特に重視される、低速回転域でのパワフルな走りと不整地走破性、高い耐久性を備えた「MULE PRO-FXT EPS」は、カワサキ独自の「イージートランスキャブシステム」を採用しているので、後列シートを格納し荷台の広さを変えることが可能。
日本ではあまり見かけませんが、利便性の高さから30余年の間、北米をはじめ世界中で多用途な作業車として愛用され続けている一台です。
MULE PRO-FXT EPSが6人乗り(フロント3人、リヤ3人)に対し、MULE PRO-FX EPSは3人乗りですが、そのぶん荷台のスペースが広々としており、傾斜はガスアシスト式になっているので荷物の取り出しやエンジンへのアクセスが容易に行えます。
エンジン型式 | 水冷4ストローク並列3気筒 DOHC |
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排気量 | 812cc |
最高出力 | 35kW/ 5,500rpm |
最大トルク | 65Nm / 3,500rpm |
車両重量 | 830kg |
全長×全幅×全高(mm) | 3,385×1,625×1,965 |
最低地上高(mm) | 265 |
シート高(mm) | 885 |
変速機 | CVT/無段変速 |
燃料タンク容量 | 30L |
タイヤサイズ | 前:26×9.00R12 4PR、後:26×11.00R12 4PR |
カラー | ティンバーライングリーン |
価格(税込) | 220万円 |
全国の取扱店で購入可能
男心をくすぐる乗り物を提供する、カワサキらしいオフロードモデルに興味を持たれた方は公式サイトをご確認ください。
今回ご紹介した「TERYX(テリックス)」&「MULE(ミュール)」の購入は、以下の取扱店で購入することができます。
北海道川崎建機 | 北海道北広島市大曲中央1丁目2-2 |
北海道川崎建機 北見支店 | 北海道北見市東相内町934-3 |
ライディングビレッヂ | 岩手県滝沢市大釜竹鼻63-4 |
ハヤサカサイクル 泉バイパス店 | 宮城県仙台市泉区松森字後田81-1 |
房総マリーナ | 千葉県いすみ市岬町江場土2059-3 |
EVジャパン | 大阪府豊中市上津島町1丁目10番32号 |