SHOEIのネオクラシックシリーズのなかでも、クラシックスタイルと機能性を両立させた新たなネオクラシックフルフェイスとして非常に高い人気を誇る「GLAMSTER(グラムスター)」。

このグラムスターに純正で付属されているシールドはクリアなのですが、forRide編集スタッフの愛用者によると、ほっぺたが潰れた窮屈そうな顔がはっきり見えてしまって恥ずかしいという悩みがありました。

そこで今回は、YAMASHIRO(山城)から発売されているグラムスター用のミラーシールドEXTRA SHIELD(エキストラシールド)CPB-1Vを購入してみましたので、実際の使い勝手をご紹介いたします。

forRide編集部イチオシ！山城のエキストラシールドCPB-1V

右に置いているシールドが今回取り付けるダークスモーク/シルバーのエキストラシールドCPB-1Vです。ダークスモークシリーズは他にも、ダークスモーク/ブルー、ダークスモーク/ゴールド、ダークスモーク/レッドの計4色が用意されています。

こちらのシールドはSHOEIグラムスター用の純正シールド(クリア)を日本の職人が加工したものなので、よくある社外製品ならではの視界歪みや映り込みなどが極力抑えられています。また、UVカットをはじめ、眼精疲労の軽減にも一役買っているのです。ムラがなく落ち着いた色合いの丁寧な仕事っぷりにも注目です。

取り付け方は至ってカンタン！

グラムスターのシールドは、左右の留め具をプラスドライバーで簡単に外すことができます。

まずはシールドの根本(左右)にプラスネジがあるので、ドライバーを使って半時計回しすることでネジが取り外せます。あとはそのままシールドを少し広げればすんなりと外せます。

新しいシールドを取り付ける際は、先ほどとは逆の手順で取り付けるだけ。ゆっくり慎重に作業したとしても約5分でシールド交換作業は完了します。

こちらが装着してみたエキストラシールドCPB-1Vのダークスモーク/シルバーです。グッと引き締まった凛々しく逞しい印象になりました。ミラーシールドですので、外側からの見た目は真っ暗ですが、実際に着用走行時はどれほどの視認性があるのでしょうか。

ということで、さっそく確かめてみました。

純正クリアシールドとの比較

純正のクリアシールドでは顔面が丸見えなのに対し、ミラーコーティングが施されたダークスモーク/シルバーのエキストラシールドは一切内側が見えません。

シールドを暗色に変更したことで小顔効果ならぬ小頭効果が生まれ、引き締まった印象となりました。

日中の見え方

(上)クリア、(下)ダークスモーク/シルバー

続いて、日中の視認性比較です。

日中はダークスモークベースのおかげで太陽光のギラつきを感じることなく長時間の走行でも眼の疲労を軽減してくれました。

夜間の見え方

(上)クリア、(下)ダークスモーク/シルバー

さすがに夜間は厳しいかと思いきや、市街地・繁華街では意外なほど視界良好で、光軸ズレてませんか？と疑ってしまうほど眩しい昨今のワンボックスカーのヘッドライト光を軽減してくれるため、むしろ快適に感じました。
※あくまでもシールドの視認性比較であり、夜間使用を推奨するものではありません。

エキストラシールドCPB-1V(ダークスモーク/シルバー)を使用してみた結論！

実際に使用してみた感想としては、クリアシールドの視認性とそこまで変わらない印象でした。厳密に言えば多少暗くはなりますが、ほとんど支障のないレベルです。例えるならライトスモークくらいの視認性といった感じ。なにより、見た目の印象が大きく変化し、顔面丸出しにならないのは非常に嬉しい限りです。

ということで検証結果としては、YAMASHIROのエキストラシールドCPB-1V(ダークスモーク/シルバー)は「外部からいっさい顔が見えず視界も良好」という結果でした！つまり、グラムスターで顔面見えちゃって恥ずかしい問題に悩んでいる方は、迷わず購入をオススメします！

ですが、販売元のYAMASHIROでは夜間走行時の使用は推奨していませんので、夜間はシールドを開けて走行するようにしましょう。