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ヘルメットの安全、快適、感動を追求するSHOEIから、新時代のヘッドアップディスプレイ(HUD)を内蔵したハイスペックなスマートヘルメット「OPTICSON(オプティクソン)」が登場しました。それでは先進技術とプレミアムヘルメットブランドのノウハウを結集させた、SHOEI渾身の逸品をご覧いただきましょう!
HUD内蔵ヘルメット「OPTICSON(オプティクソン)」
オプティクソンは右目にコンバイナ(メガネレンズのような小型パネル)が設けられており、スマートフォンとBluetooth接続をして専用ナビゲーションアプリを介すことで、ルート案内や電話の発着信などの情報をコンバイナに投影し、ライダーを新しい形でサポートしてくれるハイスペックなフルフェイスヘルメットです。
また、コンバイナ搭載という革新的な技術だけではなく、プレミアムヘルメットメーカーのノウハウを活かし、スピーカーの組み込みを前提とした設計になっています。さらに重量バランスにも細心の注意を払い、SHOEIならではの快適な被り心地と近未来感溢れる唯一無二のスマートヘルメットへと仕上がっています。
ちなみに、オプティクソンに採用されたヘッドアップディスプレイ(HUD)は、車載用HUDの開発を得意とするNSウエスト株式会社によるもの。
カラーラインアップはあらゆる車種にマッチするオーソドックスなルミナスホワイトとマットブラックの2色展開です。
注目のナビゲーションシステム
右目の箇所にある、ドラゴンボールで言うところのスカウターのようなものがコンバイナです。チンガードにはHUDモジュールが設置され、コンバイナに情報を送ります。表示される情報は、主に目的地までの残距離やレーンガイダンスなどのナビゲーション情報をはじめ、時計や電話の発着信も投影されます。
なお、ナビゲーションの利用には、バイク専用ナビゲーションアプリ「ツーリングサポーター」のプレミアムプラスコース(月額800円または年額8,000円)への加入が別途必要となります。
ナビゲーションに表示されるイメージがこちら。ひとめで情報が認識できるようシンプルに仕上がっています。
コンバイナへの表示項目は「目的地到達推定時間、経由地到着時刻、交差点名称、次の案内通知、目的地残距離、経由地残距離、電話発着信、時計」です。
チンガードの中央部には調光センサーが設けられ、周囲の明るさに応じてコンバイナの輝度を自動で調整してくれます。さらに、任意で5段階の輝度調整やシールド(クリア/スモークなど)の種類に応じた輝度を細かく設定することも可能です。
HUDの駆動には専用バッテリーが必要!
HUDを駆動させるには専用のバッテリー(別売)が必要で、転倒時やヘルメットを落とした衝撃で発火のリスクを軽減すべく、一般的なリチウムイオンバッテリーではなく危険性の低いリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを使用。また、バッテリー本体やコネクタには防水加工を施すなど、徹底した安全性への配慮が伺えます。
オプティクソンのディテール
便利なHUD機能もさることながら、オプティクソンにはヘルメット内部にスピーカーとマイクが標準装備で内蔵されています。そのため、ナビゲーションを使用する際は、映像に加えて音声でもガイドされます。
また、スマートフォンの電話発着信や通話も可能となっており、オプティクソンに組み込まれたスイッチモジュールのボタン操作によって簡単に音量調整や電話の切り替え操作などを行うことができます。※インターコム機能は搭載しておりません。
内蔵スピーカーが標準搭載されているので、後から取り付ける煩わしさもなく、購入してすぐに使用できるのも嬉しいポイントではないでしょうか。
13万7,500円という価格はヘルメットとしては高額に感じるかもしれませんが、ヘッドアップディスプレイ(HUD)やスイッチモジュール&スピーカーがセットでこの価格はむしろ安く思えてしまうのは筆者だけでしょうか。なにより、信頼と実績のSHOEI製なのでヘルメット本体の機能性や安全性、品質はお墨付きですね!
2023年はスマートヘルメットで快適にツーリングを楽しんでみませんか?
OPTICSON(オプティクソン)の詳細
商品名 | OPTICSON(オプティクソン) |
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サイズ | M(57cm)、L(59cm)、XL(61cm) |
カラー | ルミナスホワイト、マットブラック |
規格 | JIS規格 |
付属品 | 袋布、チンカーテン DL、SHOEI DRYLENS 301、シリコンオイル、SHOEI ロゴステッカー、OPTICSON バッテリーコード、OPTICSON ACアダプター |
価格(税込) | 13万7,500円+バッテリー1万1,000円 |