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ヤマハの原付2種スクーター「シグナス グリファス」に限定モデルが追加されました!今やヤマハ・スクーターの定番となりつつある手法であるMotoGPマシン「YZR-M1」のイメージを再現した”Monster Energy MotoGP Edition”です。ここではその魅力的な限定モデルを紹介していきます!
限定モデルのベースは原付2種スクーター「シグナス グリファス」
コチラが今回発表された「シグナス グリファス “Monster Energy MotoGP Edition(モンスターエナジーMotoGPエディション)”」ですが、まずはベースモデルをササっと復習しておきましょう。
限定モデルのベースとされたのは124ccの”BLUE CORE”エンジンを搭載した原付2種スクーター「シグナス グリファス」です。
「シグナス グリファス」が搭載する”BLUE CORE”エンジンとは、走りの楽しさと燃費・環境性能の両立を高次元で具現化するための、ヤマハのエンジン設計思想であり最新世代のエンジンのことです。
可変バルブVVAを採用しており、吸気バルブの作動特性を決めるカムに低速向けローカムと中高速向けハイカムを備えています。これが6,000rpmを境にローとハイが切り替わり、あらゆるエンジン回転域で優れたトルク特性を発揮します。
始動モーターとジェネレーターを一体化したSMG(スマート・モーター・ジェネレーター)を搭載していることも注目です。ジェネレーターを始動用モーターとしても活用するシステムでして、これにより始動用モーターと減速ギアが不要になりました。軽量・コンパクト化を実現しつつ静かなエンジン始動も実現しています。
また、高い動力性能と環境性能を高次元で両立したエンジンを支える車体も注目です。
骨格となるフレームは新設計のアンダーボーンタイプ。左右非対称のメインパイプやテンションバーの採用などにより、高剛性としなやかさを併せ持っています。各部寸法も見直されており、直進安定性と軽快な操縦性を高次元で両立しています。
また新開発のワイドタイヤを新作アルミキャストホイールに装着!「お洒落は足元から」といいますがヤマハはホイール&タイヤの刷新により、グリップ性、耐摩耗性、燃費性能、乗り心地をバランスさせることに成功しています。
限定モデル「モンスターエナジーMotoGPエディション」はグラフィックが魅力!
エンジン&フレームのみならず、タイヤ&ホイールまで刷新された「シグナス グリファス」がベースの限定モデル「モンスターエナジーMotoGPエディション」ですが、その魅力はもちろんグラフィックにあります。二輪車最高峰のレースMotoGPで活躍するレーシングマシン「YZR-M1」のイメージを再現しているのは、類似の限定モデルが続々と登場していますから、皆さんもご存知のことでしょう。
ヤマハレーシングブルーでまとめられた外装と「YZR-M1」をイメージさせる”Monster Energy Yamaha”のグラフィック。この仕上がりは文句なし!
さらに本モデルではゴールドカラーの音叉エンブレムと、同じくゴールドカラーのフロントブレーキキャリパーが採用され、プレミアム感がグッと増しています。
また、通常モデルのシグナス グリファスは35万7,500円、モンスターエナジーMotoGPエディションは36万8,500円。特別仕様にも関わらず、その差はたった1万1,000円ですので、これから2種原付をお探しの方にはオススメの1台です!
「シグナス グリファス “モンスターエナジーMotoGPエディション”」のスペック
エンジン型式 | 水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ”BLUE CORE” |
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排気量 | 124cc |
最高出力 | 9.0kW / 8,000rpm |
最大トルク | 11Nm / 6,000rpm |
車両重量 | 125kg |
全長×全幅×全高(mm) | 1,935×690×1,160 |
最低地上高(mm) | 125 |
シート高(mm) | 785 |
変速機 | Vベルト式無段変速 |
燃料タンク容量 | 6.1L |
タイヤサイズ | 前:120/70-12 51L、後:130/70-12 56L |
カラー | Monster Energy Yamaha MotoGP Edition(ブラックメタリックX) |
価格(税込) | 36万8,500円 |