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2015年にフルモデルチェンジを果たしたMC51型の登場から、売れ行き絶好調のライトウェイトスーパースポーツモデル「CBR250RR」。そんなCBR250RRの2023年モデルは、エッジの効いたスタイリングへと進化を遂げ、さらに装備拡充して発売されることとなりました!
2023年モデルの「CBR250RR」
CBR“RR”シリーズの思想である「トータルコントロール~操る楽しみの最大化」を背景に、「直感、体感、新世代“RR”」をコンセプトに開発されたクラス最高峰のスーパースポーツモデルが「CBR250RR」です。
今回は外観が一新され、フロント部からサイドカウルにかけてレイヤー構造が採用され、よりエッジの利いたよりデザインに変更されています。エンジンは、平成32年(令和2年)の排出ガス規制に適合させるため、ピストンリングをはじめ、シリンダーヘッド、カムシャフト、吸気ポートなどを見直し、最高出力の向上も図られています。
今回の変更点をまとめると以下の通り。
- 外観にレイヤー構造を採用。エッジの利いたよりシャープなスタイリングに変更
- エンジン仕様の細部を見直すことで最高出力を向上
- ショーワ(日立Astemo株式会社)製SFF-BP※1倒立フロントフォークを採用
- Hondaセレクタブル・トルク・コントロール※2、ハザードランプ、エマージェンシーストップシグナルを標準装備
- 平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合
※1:SFF-BPは日立Astemo株式会社の登録商標です
※2:Honda セレクタブル・トルク・コントロールはスリップをなくすためのシステムではなく、ライダーのアクセル操作を補助するシステムです。Honda セレクタブル トルク コントロールを装備していない車両と同様に無理な運転は対応できません
前モデルと比べて、足まわりはフロントフォークに倒立式のショーワ(日立Astemo株式会社)製の「SFF-BP(セパレート・ファンクション・フロントフォーク・ビッグピストン)」を採用し、優れた路面追従性による上質な乗り心地に貢献しています。
新機能としては、スリップしやすい路面での安心感に寄与する「Hondaセレクタブル・トルク・コントロール」が新たに採用されています。さらに、急制動時に高速点滅することでいち早く後続車に情報を伝える「エマージェンシーストップシグナル」が採用されるなど、ビジュアル以外にも装備もより充実されています。
ボディカラーは3色展開
ボディカラーは、スポーティーかつレーシングなイメージを落とし込んだ「グランプリレッド」、シャープなスタイリングを強調した力強いイメージの「マットバリスティックブラックメタリック」、洗練された大人の雰囲気をまとった「パールグレアホワイト」の3色です。
また、マットバリスティックブラックメタリック、パールグレアホワイトの本体価格が86万9,000円に対し、グラフィックがあしらわれている分、グランプリレッドは3万円ほど高い90万7,500円。2023年2月20日(月)より販売が予定されています。
「CBR250RR」のスペック
エンジン型式 | 水冷 4ストローク DOHC 4バルブ 直列2気筒 |
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排気量 | 249cc |
最高出力 | 31kW/ 13,500rpm |
最大トルク | 25Nm / 10,750rpm |
車両重量 | 168kg |
全長×全幅×全高(mm) | 2,065×725×1,110 |
最低地上高(mm) | 148 |
シート高(mm) | 790 |
変速機 | 常時噛合式6段リターン |
燃料タンク容量 | 14L |
タイヤサイズ | 前:110/70R17M/C 54H、後:140/70R17M/C 66H |
カラー | グランプリレッド、パールグレアホワイト、マットバリスティックブラックメタリック |
価格(税込) | 90万7,500円(グランプリレッド) 86万9,000円(マットバリスティックブラックメタリック、パールグレアホワイト) |