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ヤマハらしさ溢れるミドルクラスのアドベンチャースポーツモデル「テネレ 700」の2023年モデルが発表されました!
当サイトでは発売開始前からシッカリ「テネレ 700」をウォッチしていましたので、2023年モデルの注目ポイントとともに「テネレ 700」の軌跡を振り返ってみましょう。
コンセプトモデルが世界初公開されたのは「EICMA2016」
今振り返ってみてもカッコいい!「テネレ 700」のコンセプトモデル「テネレ 700 コンセプト」が世界初公開されたのは2016年のミラノショー(EICMA2016)でのことでした。
https://forride.jp/motorcycle/t7-tenere-concept
「テネレ 700 コンセプト」は「MT-07」が搭載する高性能・高耐久性を誇る並列2気筒689㏄エンジンを完全新設計の車体に搭載した、ミドルクラスのアドベンチャースポーツモデルでした。
その2年後となる2018年のミラノショー(EICMA2018)では市販直前の姿が公開されました。
コンセプトモデルから一歩も二歩も洗練されており、この時、2019年から欧州で発売が開始されることが発表されました。
https://forride.jp/motorcycle/tenere2019
その後、パリ・ダカール・ラリーで活躍した「XT600 テネレ」のカラーリングをまとったラリー仕様「ラリーエディション」が欧州で追加され、その筋のマニアが色めき立ちました。
https://forride.jp/motorcycle/tenere700rally-edition
このラリーエディションは国内未発売ですが、ある情報筋によると2023年モデルとして追加されるかもしれない、とのこと。3月開催のモーターサイクルショーに期待しましょう!
2023年モデルはダカール・ラリーを想起させるブルーに注目!
ここからは2023年モデルの紹介。新色として追加された”ブルー”はヤマハレーシングブルーをベースにソリッドグレーのグラフィックを配置。ダカール・ラリーシーンを想起させるカラーであり、これが2023年モデルの注目カラーとなります。
マットグリーニッシュグレーはアウトドアシーンにマッチする高い質感を備えたグリーニッシュなマットグレーを採用しています。
レッドのスピードブロックを配した歴代ヤマハレースシーンをイメージさせるホワイトは継続して販売されます。
足付きが心配なライダーには「テネレ 700 Low」をラインナップ!
「テネレ 700」は本格的なアドベンチャースポーツモデルですが、扱いやすさも兼ね備えています。しかしながら、シート高が875mmということで、オフロードモデルやアドベンチャーモデルなどに乗り慣れないライダーにとっては足付き性が少々、いや、かなりキツイ…そこでヤマハは頑張りました!
シート高を20mm下げるローシートと18mm下げるローダウンリンクを装備した「テネレ700 Low」を同価格で販売しているのです。「テネレは欲しいけど足付きが気になる…」という方はこちらを検討してみてください!
「テネレ700」のスペック
エンジン型式 | 水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ |
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排気量 | 688cc |
最高出力 | 54kW/ 9,000rpm |
最大トルク | 69Nm / 6,500rpm |
車両重量 | 205kg |
全長×全幅×全高(mm) | 2,370×905×1,455 |
最低地上高 | 240mm |
シート高 | 875mm |
変速機 | 6速 |
燃料タンク容量 | 16L |
タイヤサイズ | F:90/90-21M/C 54V、R:150/70R18M/C 70V |
カラー | ブルー、マットグリーニッシュグレー、ホワイト |
価格(税込) | 134万2,000円 |