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ヤマハのスポーツスクーター「TMAX560 ABS」と「TMAX560 TECH MAX ABS」の2023年モデルが発売!

ヤマハのスポーツスクーター「TMAX560 ABS」と「TMAX560 TECH MAX ABS」の2023年モデルが発売!

ヤマハのスポーツスクーター「TMAX560 TECH MAX ABS」&「TMAX560 ABS」の2023年モデルが発表されましたね!

ヤマハ自身は「TMAX560 ABS」をオートマチックスポーツと呼称しており、ビッグスクーターなどと呼称していないわけですが、排気量400ccオーバーのオートマチックモデルは今や絶滅危惧種となっております。それでも販売を続けるヤマハの心意気は素晴らしい!

というこで今回は、そんなヤマハの信念に敬意を表して、初代TMAXから現行モデルに至るまでの歩みと、発表されたばかりの2023年モデルをご紹介していきます。

 

歴代TMAXを振り返る。初代の発売開始は2000年!

初代TMAX(2001年モデル)が発売されたのは2000年のこと。総排気量499ccの水冷4サイクルDOHC2気筒エンジンを前傾させてスチール製ダイアモンドフレームに搭載。正立タイプの38mmフロントフォークはブラケット懸架(MTタイプのバイクと同じ方式)。駆動方式もスクーターでは一般的なスイングユニット式ではなくベルト駆動と、スポーツ性能を高めたオートマチックモデルとして登場しました。

 

ヤマハのスポーツスクーター「TMAX560 ABS」と「TMAX560 TECH MAX ABS」の2023年モデルが発売!

TMAX560 2017年モデル

以後、2008年モデルでフレームがダイキャストアルミ製に、2013年以降のモデルでは排気量が530ccへと変更されるなど、継続的にブラッシュアップされてきました。

2017年のモデルチェンジでは、ヤマハ製スクーターとして初となる電子制御スロットルの採用をはじめ、新設計の軽量アルミフレーム、リンク式リアサスペンションなどの採用により走行性能を高めつつ、軽快感とエレガントさを兼ね備えたデザインを採用。スポーツ性と所有感を同時に向上させていました。

軽量フレーム新採用!ヤマハ「TMAX530」2017年モデルは軽快な走りが魅力的!

ヤマハのスポーツスクーター「TMAX560 ABS」と「TMAX560 TECH MAX ABS」の2023年モデルが発売!

そして2020年モデルでは排ガス規制に対応しつつパフォーマンスを向上させるため排気量をアップ。「TMAX560 TECH MAX ABS」&「TMAX560 ABS」へと進化しました。41mm倒立式サスペンションはバネ定数と減衰力特性を最適化されて、良好な路面追従性と素直なハンドリング特性を実現していました。

 

ヤマハのスポーツスクーター「TMAX560 ABS」と「TMAX560 TECH MAX ABS」の2023年モデルが発売!

そして2022年モデルでまたまたマイナーチェンジ!ヤマハ独自のスピンフォージドホイール技術による10本スポークの軽量アルミホイールを採用。さらに専用開発タイヤの採用、41mm倒立式フロントサスペンションとリアショックアブソーバーのセッティング変更、スロットルケーブルを廃したAPSG(Accelerator Position Sensor Grip)の採用により、スポーツ性を飛躍的に高めていました。

国内販売開始から20年以上にわたり、ヤマハが丁寧に「TMAX」を育てていることがよく分かりますね。

 

「TMAX560 ABS」「TMAX560 TECH MAX ABS」2023年モデル登場!

ヤマハのスポーツスクーター「TMAX560 ABS」と「TMAX560 TECH MAX ABS」の2023年モデルが発売!

2023年モデル「TMAX560 TECH MAX ABS(マットダークグレーメタリック6)」

こちらが発表されたばかりの「TMAX560 TECH MAX ABS」2023年モデルです。仕様変更はなくカラーチェンジのみとなります。

ちなみに「TMAX560 TECH MAX ABS」とは「TMAX560 ABS」をベースにクルーズコントロールシステム、電動調整式スクリーン、グリップウォーマー、メインシートヒーター、調整機能付きリアサスペンション、夜間の視認性をサポートする光るハンドルスイッチを搭載して快適性をさらに高めた上級モデルです。

 

ヤマハのスポーツスクーター「TMAX560 ABS」と「TMAX560 TECH MAX ABS」の2023年モデルが発売!ヤマハのスポーツスクーター「TMAX560 ABS」と「TMAX560 TECH MAX ABS」の2023年モデルが発売!

上掲は「TMAX560 TECH MAX ABS」2023年モデルのニューカラー、マットダークグレーメタリック6です。

 

ヤマハのスポーツスクーター「TMAX560 ABS」と「TMAX560 TECH MAX ABS」の2023年モデルが発売!

2023年モデル「TMAX560 TECH MAX ABS(マットダークブルーイッシュグレーメタリック4)」

マットダークブルーイッシュグレーメタリック4は継続色。2023年モデルでも引き続き販売されます。

 

ヤマハのスポーツスクーター「TMAX560 ABS」と「TMAX560 TECH MAX ABS」の2023年モデルが発売!

2023年モデル「TMAX560 ABS(マットブルーメタリック3)」

スタンダードモデルの「TMAX560 ABS」のほうはニューカラーのマットブルーメタリック1色のみの販売となります。

 

ヤマハのスポーツスクーター「TMAX560 ABS」と「TMAX560 TECH MAX ABS」の2023年モデルが発売!

ヤマハが手塩に掛けて育てているオートマチックスポーツモデル「TMAX」の2023年モデルは2023年3月28日の発売。

車両本体価格(税込)は「TMAX560 TECH MAX ABS」が160万500円、「TMAX560 ABS」が140万8,000円です。ご興味を持たれた方は是非お近くのYSPへコンタクトしてみてください!

TMAXに長年乗っている筆者としては、TMAX530DXから採用された電動調整式スクリーンやグリップ&シートヒーターが、ライダーとしてのQOLを爆上がりさせるプレミアムな機能として重宝しています。ただ、フロントフェイスから突き出したミラーだけはどうにも見づらい(個人的に慣れないだけかもしれませんが)ため、ハンドルに移設するカスタムをオススメします。

 

「TMAX560 ABS」「TMAX560 TECH MAX ABS」のスペック

エンジン型式 水冷4ストローク直列2気筒DOHC4バルブ
排気量 561cc
最高出力 35kW/ 7,500rpm
最大トルク 56Nm / 5,250rpm
車両重量 218kg [220kg]
全長×全幅×全高(mm) 2,195×780×1,415
最低地上高 135mm
シート高 800mm
変速機 Vベルト式無段変速 / オートマチック
燃料タンク容量 15L
タイヤサイズ F:120/70R15M/C、R:160/60R15M/C
カラー マットブルーメタリック3、[マットダークグレーメタリック6、マットダークブルーイッシュグレーメタリック4]
価格(税込) 140万500円 [160万500円]

※( )内はTMAX560 TECH MAX ABS

Writer: Reggy

Information

ヤマハ
公式サイト

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