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東京モーターサイクルショー2023のブース紹介を続けてきましたが、今回はインディアンモーターサイクルのブースをご紹介します。日本初公開されたスポーティーなニューモデル「スポーツチーフ」と、B’Zの稲葉さんのカスタムバイクが非常に注目を集めていました!
スポーツチーフはその名の通りスポーティーでカッコよかった!
インディアンのブースは入口付近に壁を設けず、跨ることができる車両を広々と並べており、フラリと立ち寄りたくなるような空間を作っていました。
そんななか注目を集めていたのは日本初公開された「スポーツチーフ」。シンプルかつスタイリッシュな「クルーザー」シリーズに2023年から新たに加えられたニューモデルです。
搭載するのは1,890ccのサンダーストローク116空冷Vツインエンジン。ボア×ストローク=103.2 × 113mmのロングストロークを採用しており、最大トルクは162Nm@3,200rpmを誇ります。
エンジン単体でも美しいですが、ブラックアウトされたエンジン&車体の組み合わせも良好です。
しかし「スポーツチーフ」最大の注目ポイントは足回り+ブレーキにあります。フロントフォークにはKYB製の倒立タイプを採用。前ブレーキにはダブルディスク+4ピストンセミフローティングキャリパー(ラジアル マウント)のブレンボ製品を奢ります。
このハイスペックなフロントフォーク+フロントブレーキが安心感を与えるとともに、安定したストッピングパワーを提供します。
それに合わせてリアサスにはFOX製ピギーバックを採用。ハイパフォーマンスクルーザーの名に恥じぬ装備と言えます。
「スポーツチーフ」の詳細は過去記事で紹介していますので、こちらをどうぞ!
「FTR1200S」ベースのカスタムバイク「SONIC TEMPLE」!
インディアンのブースでもっとも目立っていたのは「FTR1200S」をベースにしたこちらのカスタムバイク、「SONIC TEMPLE(ソニック・テンプル)」。
実はこの車両、伝説的ロックユニット「B‘z」のヴォーカリストである稲葉浩志さんの愛車なのだそうです。
ステンレス叩き出しのタンク&シート、フェンダーに目を奪われますが、フロントホイールはオリジナルの17インチアルミから19インチスポークに変更。そこに合わせるタイヤはフージャー製モトクロスをチョイス。マッチョな仕上がりとなっています!
スイングアーム&マフラーに施さた彫金を手がけたのは、本車両のビルダーを務めたチーターカスタムサイクルズの大沢俊之さん。ちょっと画像からは伝わりづらいかもしれませんが、超絶技法による芸術作品のような仕上がりです!
そして東京モーターサイクルショーの初日、インディアンからチーターカスタムサイクルズとのコラボレーションプロジェクトが発表されました。そのコラボ作品は”Bike Shed London Show”で公開される予定だそうです。
さらに、インディアンでは「FTR」ベースのカスタムに力を入れているようですので、これからも目が離せませんね!