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海外勢が強みを持つ大排気量クルーザーは、日本メーカーにとっては鬼門となっていますが、生き残っているのがホンダです。
2020年に、「SIMPLE」・「RAW(未加工の素材)」・「CASUAL」・「SERIOUS」をキーワードに掲げ、開発されたシンプルなクルーザー「レブル 1100」を発売しました。
「Rebel 1100」2024年モデルはマットフレームに注目!
こちらがベースモデルの「レブル 1100」。過去のハーレー的なクルーザーから完全に脱却して、シンプルで先進的なエクステリアが好印象です。
搭載するエンジンはVツインではなく、心地良さと力強さを両立した排気量1,082ccの水冷直列2気筒です。
ユニカムバルブトレインとクランクケース内蔵のオイルタンク式ドライサンプ構造により、マスの集中を実現。されにバルブタイミングの最適化などにより、力強い走りとともにエンジンの鼓動を楽しめます。
豊富なライディングモード(制御技術)も「レブル 1100」の魅力です。状況やライダーの好みに応じて、STANDARD、SPORT、RAIN、USERから選択できます。
そんな「レブル 1100」の2024年モデルは、フレーム色をマットブラックに変更することで、タフでクールなイメージとされています。
カラーラインアップは、“イリジウムグレーメタリック”と“ガンメタルブラックメタリック”の2色展開で、ガンメタルブラックメタリックのホイールはブロンズに変更されています。
発売日は2024年2月22日(木)で、車両本体価格は113万8,500円(税込)です。DCT仕様は、124万8,500円(税込)です。
「Rebel 1100T」2024年モデルは“ブロンズホイール”に注目!
続いてご紹介するのは、「レブル 1100」にフェアリング+サイドパニアを搭載したツーリングモデルの「レブル 1100T」です。
ハーフフェアリングはシャープかつスマートなデザインですし、左右のパニアは合計35Lもの容量がありますから、美しさとツーリングモデルとしての実用性も兼ね備えています。
その「レブル 1100T」2024年モデルは、カラーリングは継続色「ガンメタルブラックメタリック」のままですが、こちらもブロンズホイールを採用しています。少々、高級感が増した感じです。
発売日はRebel 1100と同日の2024年2月22日(木)で、車両本体価格は131万4,500円(税込)。DCT仕様は、142万4,500円(税込)です。
「Rebel 1100T」&「Rebel 1100」のスペック
エンジン形式 | 水冷 4ストローク 並列2気筒 OHC(ユニカム・4バルブ) |
排気量 | 1,082cc |
最高出力 | 64kW / 7,000rpm |
最大トルク | 98Nm / 4,750rpm |
車両重量 | 223kg(248kg) |
全長×全幅×全高(mm) | 2,240×850×1,115(1,180) |
最低地上高(mm) | 120mm |
シート高 | 700mm |
変速機 | 6速 |
燃料タンク容量 | 13L |
タイヤサイズ | F:130/70B18M/C 63H、R:180/65B16M/C 81H |
カラー | イリジウムグレーメタリック、ガンメタルブラックメタリック、(ガンメタルブラックメタリック) |
価格(税込) | 113万8,500円(131万4,500円) |