この記事の目次
ヤマハの定番ロードスポーツモデル「MT-07」が、モデルチェンジをして高機能化を果たしました。
今では定番となりつつあるスマートフォンとの連携など、さらなる魅力を引き出すアップデートが行われています。
ヤマハ「MT-07」はトータルバランス最強モデル!
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、改めてヤマハ「MT-07」についておさらいしましょう。
「MT-07」はヤマハのロードスポーツモデルの中でも定番の存在です。
同じエンジン&車体を共有する「XSR700」は、スポーツヘリテージ=ネオクラシック風味ですが、「MT-07」はストリート志向のネイキッドスポーツモデルと言えます。
搭載されているのは、扱いやすさ、信頼性、そして充分以上の性能を持つ、688ccの直列2気筒水冷エンジンです。このサイズ感と、最高出力54kW / 8,750rpmが絶妙で丁度良いのです。
フロントフォークは41mm正立タイプで象徴的ですが、「MT-07」は高性能化を抑え、軽量かつコンパクトながら扱いやすさとスタイリッシュさのベストバランスを追求しています。
車両重量は184kgで、車両本体価格は88万円(税込)です。筆者的には、トータルバランスが最高のモデルだと感じています。
「MT-07」2024年モデルは高機能!
こちらが2024年モデルの「MT-07」です。見た目では分かりにくいですが、マイナーチェンジを受けています。
特に便利なのは、新たに搭載されたスマートフォン連携機能。着信通知や燃費管理などが可能となりました。
さらに、表示テーマを2種類(ストリート / ツーリング)から選べる、5インチサイズのTFTメーターを新たに採用。
他にもホイールスイッチを備えたハンドルスイッチや、グリップ位置を変更した新しいハンドルバーが標準で付いています。
また、クラッチ操作なしで滑らかなシフトアップが可能なクイックシフターがアクセサリーとして追加されています。
カラーラインアップは、ダークグレー、マットダークグレー、ブルーの3色が揃っています。
車両本体価格は、先に記したように88万円(税込)で、発売は2024年3月22日予定です。
「MT-07」のスペック
エンジン形式 | 水冷 4ストローク 直列2気筒 DOHC |
排気量 | 688cc |
最高出力 | 54kW / 8,750rpm |
最大トルク | 67Nm / 6,500rpm |
車両重量 | 184kg |
全長×全幅×全高mm | 2,085×780×1,115mm |
最低地上高 | 140mm |
シート高 | 805mm |
変速機 | 6速リターン |
燃料タンク容量 | 13L |
タイヤサイズ | F:120/70ZR17M/C (58W)、R:180/55ZR17M/C (73W) |
カラー | ダークグレー、マットダークグレー、ブルー |
価格(税込) | 88万円 |