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2016年3月25~27日まで開催されていた「東京モーターサイクルショー2016」。見に行った人も行けなかったって人も色々でしょうが、ここでは「これは!」というコダワリの一台をお見せしようと思います。それがこの「CB400Four」のミニレプリカです。
製作したのは縦型エンジンを使ったカスタム車両で知られる茨城県の「トラストライトサクセス」さん。本業はクルマ屋さんだったりしますが、こんな車両を作ってしまうことからも相当のバイク好きなのがお分かり頂けることでしょう。
精巧に作り込まれたカバーが単気筒を4気筒のように見せる
車体はホンダ「エイプ」をベースにしていますが、エンジンはなんと4気筒!? …ではなく、精巧に作り込まれたカバーを単気筒エンジンに施すことで、4気筒のように見せているんです。パッと見では単気筒とは見破ることはできないでしょう。ショート管を再現したマフラーも良い感じです。アンダーのフレームワークも良いですね。
教えてもらわないと絶対に分からないこだわりのカスタム
本来モノサスのエイプなのにツインショックになっているし、タンクやシート、サイドカバーのディフォルメも相当なもの。ちなみにフロントフェンダーはホイールサイズに合うものがないので、切り刻んでアールを合わせて溶接し、再メッキをかけているという。手が込んでいるワリには教えてもらわないと絶対に分からないこだわりようです。ちなみに6本キャスト風の14インチホイールはアルミ削り出しで作られています。
ブレーキシステムからホイールまで全て削り出し
こちらは同時に展示されていたCBX400F風のフロント周り。インボードタイプのブレーキシステムからブーメラン型スポーツコムスターホイールまで全て削り出しで作られているんですけど! フロントフォークボトムケースも削り出しです!
358万円から販売してます!
このCB400Four仕様「トラストライトサクセス リミテッド」は集合管仕様で希望本体価格358万円。ノーマルマフラー仕様も作れるそうで、そちらの希望本体価格は386万4,000円。ちょっと高いですが高くない!
参考 – トラストライトサクセス