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「東京モーターサイクルショー2016」の会場内、何かとお高い車両を展示していたMOTO CORSEのブースで、気になった車両が見つかったので紹介したい。
アビントン「コレクター・エディションC」
その名もAvinton「Collector Edition-C」。フランス製という点も驚きだが、コンセプトもまた面白い。「モーターサイクル版シェルビーACコブラ」である。
S&S社製1647cc空冷Vツインエンジンを搭載
独自のバックボーンフレームにS&S製の排気量1,640cc 鋏角45° 空冷V型2気筒エンジンを搭載。これこそがフレンチ版マッスルバイクとでも表現すればいいのだろうか。
オートクチュールスタイルで組み立てる
このAvinton「Collector Edition-C」、注文するオーナーの好みに合わせ細部まで仕様を指定し、オートクチュールスタイルで組み立てていくという、ハンドクラフテッドモーターサイクルなのだ。まさにエンスージアストの夢を具現化させたマシンであり、スタイルであると言わざるを得まい。
さて、気になる価格だが、展示車両は867万円、標準車で550万円とのこと。確かに高いが、「モーターサイクル版シェルビーACコブラ」と考えれば納得できるというものだ。なおかつ、世界限定10台と言われれば、喉から手が出るほど欲しくなる方もいるのではないだろうか? 何となく標準車なら買えそう…と考えてしまう自分が怖い。