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バイクから離れていた中高年の方が再びバイクに跨る”リターンライダー”というフレーズも定着し、徐々にバイクを楽しむ方も増えてきた昨今。
しかしリターンライダーや初心者は、ライディングテクニックに対して抵抗があり、「バイクを買ったは良いが運転するのが怖い」という意見をよくききます。
そこで今回は、その苦手意識や恐怖を克服する5つの方法をご紹介いたします。
1:安全な場所でプロに教わろう
最近ではペーパーライダーのために教習所や各バイクメーカーなどが、定期的にライディングスクールを開催しています。基本的にはコースを貸し切った講習となるので安全!
受講料金はおおよそ8,000円〜16,000円前後。手っ取り早くライディングテクニックの自信回復や、恐怖感を払拭するには最適です
2:プロテクター類を揃え安心感を得る
バイクはやはり運転者の身体がむき出しなので、車体に守られているクルマに比べると恐怖感を感じやすい乗り物です。この恐怖心が原因でバイクに跨る事をためらってしまう方も多いです。
しかしそんな時は、自身の身体を守ってくれる適切なプロテクター類(装備)を装着し、安心感を得る事で克服できる場合もあります。
3:朝一番の練習で克服
バイクの運転に対して抵抗がある方の中には、流れに乗れなくて挫折してしまうケースもあります。そんなときは、早朝に路上で練習するのも良いでしょう。早朝の道路は比較的交通量が少ないため、ビュンビュン走るクルマも少なめです。また、もしクルマがいたとしても道が空いているため、追い越されるだけで、あおられたりクラクションを鳴らされる心配も少ないです。
深夜も同じく交通量が少なくなりますが、クルマからの視認性が低下するため、早朝よりも危険ですのでやはり早朝の方がおすすめです。
4:足つき性を改善しよう
身長の低い方や特に女性に多いのが、立ちゴケなど転倒時の恐怖です。バイクは傾けば傾くほど倒れやすい乗り物です。停車時や乗車時にバイクを傾けてしまうということは、足つきの悪さが原因の場合があります。そんなときはリアサスペンションを短めのモノに変更したり、シートのスポンジ部分を削る通称”アンコ抜き”と呼ばれる改良をしましょう。
リアサスペンションの変更やシートのアンコ抜きには、専門的な知識と技術を要しますので、専門店に依頼しましょう。
5:一緒に走ってもらえる人を探す
周りにバイク仲間がいる方であれば、この方法が一番良いかもしれません。自分の前後をバイク仲間に走ってもらい、前のバイクはペースメーカーとして、後ろのバイクはライディングスタイルを見てもらい、改善点を指摘してもらう方法です。また、一緒に走ってもらうことで、不安感を払拭できる点も心強いでしょう。
バイクに関わらず運転とは結局のところ”経験と慣れ”です。
だからといって、無謀な運転をしてはいけませんが、乗り続けることで自然と安全に対する意識と運転技術が身につき、楽しめるようになってくるものです。安全な知識と技術を身につけ、バイクライフを楽しみましょう!