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ヤマハが”ネオ・レトロ”と呼ぶ、クラシカルなデザインに最新テクノロジーを搭載したロードスポーツ「XSR900」。日本では残念ながら未発売の700ccバージョン「XSR700」がヨーロッパで凄いことになっています!
「XSR700」をスクランブラーとして再現
無骨でありながら、スマートさを感じさせる、美しいシルエットが印象的です。ロードスポーツ的なノーマルとのイメージの違いは驚くばかり。ノーマルの”ネオ・レトロ”コンセプトを、スクランブラーとして見事に変貌させています。
スクランブラーカスタムといえば、左出しのアップマフラー。スポークホイールへの変更もドハマりしてますね!
ディテールを紹介
スクランブラーらしさを演出するアップマフラーとマフラーガード。エキパイの溶接継ぎ目もデザインの一つとなっており、あえて滑らかにせずビードを残すところが、また良い感じ。
XSR700の純正フロントフォークは正立フォークですが、パフォーマンス向上に加えて、現代的なイメージを醸し出すために倒立フォークに変更。フェンダーは当然アップタイプ(アルミ製)に変更されています。ハンドルは適度なアップポジションをとれるレンサルをチョイス。
クラシカルなラインのガソリンタンク。実はアルミ製タンクカバーが被せられているのです。同じくアルミ製のサイドカバーに繋がるラインも美しい!
音叉マークも忘れずに!
スクランブラーらしい高めのシート高(6cmアップ)を手に入れるため、フレームにエクステンションバーを装着する小ワザを利かせています。シートレザーはスウェードです。小さな円形のテールランプはクラシカルなイメージを大切にしたセレクト。
ベースとなったヤマハ「XSR700」
念のためベースとなった「XSR700」を掲載しておきます。見てわかるように、非常に美しいロードスポーツです。その素性の良さ故に、カスタムの素材としても生きるのでしょう。
最後に、この美しいカスタムが登場する動画をご覧いただきましょう。
この魅力的なスクランブラー「XSR700 Bunker」を制作したのは、トルコのコンストラクター”Bunker Customs”。以前ご紹介したヤマハ「SR500スクランブラー」はクラシカルなイメージでしたが、今回は現代的に仕上げていますね。その記事でも「今後の活躍に注目したいカスタムビルダーです!」と紹介しましたが、まだまだ、やってくれそうです!
参考 – Bunker Customs