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「バイクに乗って遠くに行きたい」…そうは考えても泊まるのはどうしますか? キャンプは楽しそうだけど、テント、寝袋、マットetc…買い揃えなければならないモノも結構あるし、楽しくて続くのならいいけれど、キャンプが性に合わなかったり、年に一度程度しか使わなかったりすると、それらを揃えるのももったいないですね。
ではホテル? 最近のビジホは安いとはいえ、それでも5,000円〜1万円程度はかかるし、それを何泊もすると考えると…それでは高すぎてどうにもなりませんね。
ライハという選択肢
そこで若いバイク乗りの皆さんにオススメしたいのが、ライダーハウスです。1980年代のバイクブームと共に全国に広がり、当時のバイク乗り立の強い味方になったのがライダーハウス、略して”ライハ”です。素泊まりなら1,000円程度。食事も希望すれば別料金だけど食べられる…まさしく貧乏旅のためにある宿なのであります。
全盛期に比べると、その数は減ってしまいましたが、今でも全国にライハは存在していますし、北海道に至っては、どこに行こうと困らないくらいにライハが存在しているのです。
バイク乗り同士のコミュニケーションが取れる
ライハは安く泊まれる代わりに、大部屋での雑魚寝スタイルが多く、女性には専用の部屋が用意されているところが多いです。もちろん個室を用意しているライハもありますし、そのスタイルは場所によっても違いますが、どこでもバイク乗り同士のコミュニケーションが取りやすく、どこの道が気持ちイイとか、どこのご飯が美味しいといった生の情報を得られるのが最大の魅力でしょう。もちろん、バイク乗りの友達が増えるのは言うまでもありません。
バイクで遠出しようと決めたら、その方面のライダーハウス情報を調べて予約すれば、上記のように、仲間や情報が得やすくなり、バイクでの遠出がより楽しいモノに変わることでしょう。
ライダーハウス「HAYATE」
それでは、ライハ初心者でも戸惑わずに泊まれそうなライダーハウス「HAYATE」を紹介しましょう。
長野県飯綱東高原にあるライダーハウス「HAYATE」は、長野県という場所柄、関東圏、中部、北陸方面からも行きやすく、一泊ツーリングなどに最適です。
何よりも「HAYATE」は日本一大きいと言われているライハです。個室や女性専用部屋も多く、ホテルとほとんど変わらない施設を誇ります。全国のライハを泊まり歩くライダーたちも「HAYATE」に来ると、あまりの綺麗さに圧倒されます。また、併設されたカフェで出される食事も質、量ともにバツグンで、最高の美味しさです。
夏は涼しく、周りにはオンでもオフでも走って楽しい道も沢山あります。この夏、長野県方面に出かけるというライダーには、一度足を運んでみることをオススメしましょう。