お盆休みは『サンズ・オブ・アナーキー』を観て過ごすのが最高にクール！

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以前、当サイトでも配信させていただきました『サンズ・オブ・アナーキー』というアメリカの人気TVドラマをご存知でしょうか？　2008年に全米で放映されるやいなや、瞬く間に支持を集め、シーズン７まで製作されるほどの人気を得たドラマです。どれくらいの人気かというと、DVDボックス世界累計売上が、『24 -TWENTY FOUR-』を抜いたと言えば伝わりやすいでしょうか。

今回は、そんな『サンズ・オブ・アナーキー』についてお話させていただきましょう。

サンズ・オブ・アナーキーとは？

暴力に支配された無秩序な街、カリフォルニア州チャーミング。この街には、“サンズ・オブ・アナーキー（SOA）”というバイククラブがあった。彼らは、表向きは自動車修理工場を営んでいたが、裏の顔は、武器売買を行って資金を得るギャングチームだった。しかし、SOAはならずものだが、住民たちには決して危害を加えず、街の平和を守り抜くというポリシーを持ったアウトロー集団だった。住民からは恐れられながらも、ヒーロー視されていた…。

そんなSOAが、敵対グループやヤバすぎる奴らを相手に、”街”と”絆”を守る戦いを始める！

ゴールデン・グローブ賞をはじめ、様々な賞を受賞

こんなアウトローバイカーたちの物語が、『24 -TWENTY FOUR-』を抜いたという背景には、計算しつくされた脚本と演出、俳優たちの熱演がなどがあるようです。ジェマ役のケイティ・セイガルが2011年にゴールデン・グローブ賞主演女優賞（ドラマ部門）を受賞をはじめ、21のアワードで10部門受賞、51部門がノミネートされています。「2014年Facebookで最も話題となったテレビドラマランキング」でも、『ゲーム・オブ・スローンズ』『ウォーキング・デッド』など話題作がひしめく中、堂々のTOP10入りを果たし、人気の高さを証明しています。

『サンズ・オブ・アナーキー』の見所

敵対ギャングチーム、ATF（火器取締局）、チャイニーズマフィア、ネオナチ、麻薬カルテル、IRA（アイルランド共和国軍）、FBI、CIAといった具合に、様々な敵がチャーミングの街とSOAに攻撃を仕掛けてきます。そんなヤバすぎる敵に対して、SOAもどんどん過激な手段を用いて戦います。そんな圧倒的バイオレンスを持ったアンチ・ヒーローっぷりが見所の一つ。

また、主人公のジャックスの打ち出す、緻密に練られた作戦で敵を追い詰めていく…という頭脳戦も忘れてはいけないポイントです。

そして、SOAメンバー間の絆のアツさ、女・子供は絶対守るべしという思想、最終的にはひとりの女性を愛しぬく姿勢など、単なるアウトロードラマでは終わらない人間関係にもグッとくる方は多いことでしょう。

主要キャラが突然殺されてしまう、アメリカTVドラマお決まりの展開も見逃せないポイントです。「この人は大丈夫だろう…」と思っていた人がいきなり殺されてしまいます。さすが、アウトロードラマですね。ちなみに悪いヤツほど生き残っていくという構図は、どのドラマでも共通かもしれません。このように、まさに見所は満点です。

クラブスタイルでキメてます

SOAのメンバーたちが乗っているバイクは、もれなくハーレー・ダビッドソンです。そして、そのほとんどのバイクが、フリスコスタイルとも言われるクラブスタイルにカスタムされています。

最近、注目されているクラブスタイルとは、高いライザーにシンプルなハンドル周り、ステップはミッドコントロール、マフラーはハイパイプ、そしてフェアリングといったカスタムです。基本的にすり抜けなどをしやすくした、市街地での走りに特化したカスタムですね。カリフォルニアのMCという設定なのですから、当然と言えば当然かもしれませんね。ちなみに、最近、クラブスタイルが注目されているのは、『サンズ・オブ・アナーキー』の影響とのことです。