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函館から入った場合、札幌辺りを過ぎる頃には、もうただただ真っ直ぐな道が広がるのが北海道です。しかし、単なる国道を通っているだけでは奥深さは感じ取れません。”面白い道”を通ってこそが北海道ツーリングの醍醐味です。
そこで北海道で走るべき道…と言ってもいっぱいありますが、あまり一般的ではない部分で、特にオススメしてみたい“面白い道”を選んでみました。
1:ジェットコースターの路
まずは富良野町にある「ジェットコースターの路」からです。この道路は、単に真っ直ぐなだけではなく、アップダウンも付いていて、まさにジェットコースターさながらです。雄大に広がる景色は絶景スポットとしても知られています。飛ばして走るのではなく、ゆったりと楽しんで欲しいですね。しかし、写真ではどこまでも続くこの広さが伝え難いですね。
2:オロロンライン
小樽から稚内までの約380㎞の海岸沿いを走る国道232号…通称“オロロンライン”です。夕刻であれば、沈みゆく夕陽が実にキレイに見えますよ。ただし、道央から道北へ向けて稚内を目指す場合は、天塩町から国道232号ではなく道道(県道ではなく北海道なので道道)106号に入って行かないと、オロロンライン走破はできません。間違えないように、天塩町辺りでは飛ばさず確認したほうがいいでしょう。
3:オホーツクライン
網走側から稚内を目指す場合も真っ直ぐの湾岸線の国道238号…通称「オホーツクライン」をひたすら走ることになります。初めてなら北海道の外周を走りたいという気持ちもわかりますが、とにかくひたすら真っ直ぐなので、ぶっちゃけ飽きます。
何回か経験値を積むと、国道以外の道道を駆使して走ってみたくなるんですよね。
4:万里長城
名寄市の東側、下川町にあるのが桜ケ丘公園。ここまで行く道の道道101号も、早朝に走るとなかなか気持ち良いです。
そして途中には万里長城もあります。積み上げられた石は15万個以上。15年の歳月をかけて作られたという道を、自分の足で歩いてみれば、北海道のスケール大きさを肌で感じ取れます。全長2kmあるってことは、筑波サーキット本コースと同じ長さですよ!
5:一般道をぶらぶらと走ってみましょう
日高町~苫小牧には無料区間の高速道路「日高自動車道」も走っていますが、折角の北海道なら焦っていくこともないでしょう。時間に余裕があれば一般道をぶらぶらと走って、いろんなものを見て聞いて、肌で感じながら進む方が絶対に良いと思います。ただし、オービスが設置されていたりパトカーも結構いるので、制限速度にはご注意を。
広い北海道、飛ばして走ってもぶっちゃけそれほど変わりません。道中で事故ったり、捕まるのもバカバカしいです。
飛ばすのはサーキットだけにして、北海道ではゆったりまったり走る楽しさを堪能してくださいね!