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北海道をツーリングするなら、どこに泊まりますか? テントを張って夜空を見上げるキャンプも良いですし、ライダーハウスでは様々な旅情報の交換もできますよ!
キャンプ場は探す必要がない程あちこちにある
北海道には至る所にキャンプ場がああります。それはもう、探す必要すらないくらいです。適当な時間まで走って、適当なキャンプ場で野営をする、といった気ままな旅は最高ですね。
キャンプ場も無料で利用可能なところがとても多いので、テントを立てたら安い食材を地元のスーパーで買ってきて、自炊すれば出費も抑えられます。釣りが趣味なら道具を持っていれば、現場で食材の調達も可能かもしれません。
なお、キャンプ場は直火禁止が多いです。以前『バーベキュー好きも納得!バイクツーリング用BBQグリルがすごい』で紹介しました、折りたたみ式でバイクにも積載しやすいバーベキューグリル。
この「ツーリング用スーパーコンパクトBBQグリル」を持って行くのがベストでしょう。
綺麗な川もあるので水遊びという名の水浴びをすれば、風呂代もタダです(探せばタダの温泉もあるけどね。しかも混浴!)。
なお、川などで遊んでいる間に、ゴミを入れたコンビニ袋から目を離すと、カラスに狙われる可能性があるので要注意ですね。バイクに括りつけていても容赦なく突かれて荒らしていくその執念には、人間の小ささと大自然の脅威を感じます。夜には鹿などの野生動物も寄ってくるので、テントで寝るときには食べ残しなどを外に放置しないことが重要です。
「北海道 ライダーハウス」で検索すると山ほどヒット
500円や1,000円で”ざこ寝”の素泊まりが出来るのがライダーハウスです。
「北海道 ライダーハウス」で検索すると山ほどヒットします。「これなら雨降ってもどこでも泊まれるわ」と思ってましたが…。
昔ながらのライダーハウスは少なくなっていた
実際に行って「泊まれますか?」と電話をかけてみると、既に潰れていたり、団体のみの受け入れに変わっていたり、値段が上がっていたり…。昔ながらのライダーハウスは少なくなっていたのが非常に残念でした。
試しにちょっと小洒落たライダーハウスにもお世話になってみました。価格は高め(3,000円くらい)ですが、それでもビジネスホテルよりは安いでしょう。綺麗な布団はあるし、洗濯も可能なところがほとんどです。キャンプ道具を積まず、基本的にライダーハウスを拠点として動く人もいますからね。
ライダー人口が減ったのもあるでしょうが、それよりもマナーや騒音、ゴミ問題など、ライダー側のモラルが問われる部分での問題が大きいようでした。安い金額で泊めて頂いているのだから、その土地で食事をしたり土産を買うなどで出来るだけ泊まった土地の産業に還元するなど、ライダー個々人で出来ることをやっていかないと、今後はさらに少なくなってしまうかもしれません。
北海道ツーリングの憩いの場とも言えるライダーハウスの減少問題に関しては、皆様にも考えていただきたいものです。
昔ながらの格安宿は沢山あり!
でも、まだまだ元気にライダーが集まる昔ながらの格安宿は沢山あります! そこではゆっくりと話が出来て、酒を飲みつつライダー同士の情報交換もできますから、利用したことがないキャンプ派の人も一度は使ってみてほしいですね! 雨の日とか濡れないから楽だし、基本的にライダーハウスのそばには温泉があったりもします。
写真は、ほとんど飯代だけで泊まれる良心的な「漁師の店」。また稚内に行った時には是非ここに泊まりたいと思うほど親切・丁寧・安心・安価でございます!