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バイクが「キープレフト」すべきではない5つの理由

バイクが「キープレフト」すべきではない5つの理由

バイクの免許取得のために教習所に通ったことがある方なら、間違いなく教えられたであろう「キープレフト」。しかし、リアルなバイカーからの意見としては、ほぼ100%の方が口を揃えて「守りすぎると危険だ」と語ります。

いったいなぜでしょう?ざっくりわけて、その理由は5つあります。

1:道交法では常に守れと書いてない

まずはキープレフトに関する、道路交通法第3章第18条を確認してみましょう。

車両(トロリーバスを除く)は、車両通行帯の設けられた道路を通行する場合を除き、自動車及び原動機付自転車にあっては道路の左側に寄つて、軽車両にあつては道路の左側端に寄つて、それぞれ当該道路を通行しなければならない。

つまり車両通行帯のない、中央線が引かれているだけの片側1車線や、中央線がそもそも存在しないもしくは一方通行で車線境界線がない道路ではキープレフトしましょうねということ。感覚的にいえば、狭い道では守るべきなんです。

それ以外の、例えば片側2車線以上の道路ではむやみやたらにキープレフトする必要はありません

2:クルマの死角に入ってしまう

自動車免許を持っている方であればご存知のとおり、クルマのミラーで確認できるところは限られています。バイクがキープレフトで走行するということは、そのクルマの死角にわざわざ飛び込んでいくようなものなのです。前方のクルマの急な左折や停車でバイクが追突なんて事態も招きかねません。

車間距離をしっかりとっておきましょう。

3:出会い頭の衝突のリスク

キープレフトを守りすぎると、左側の側道から飛び出してきたクルマと出会い頭に衝突する危険性もあります。狭い道ではとにかく重々注意を。1で挙げたように二車線以上の道路であれば別。中央もしくはやや右を走行し、バイカー自身が目視確認+側道のクルマに対してアピールしましょう。

4:クルマから追い越される危険性

原付が特に顕著ですが、クルマに追い越されるのは日常茶飯事。これもまたキープレフトのせいで、「お先にどうぞ」のように見えてしまうからなんです。

身一つで走るバイカーにとって、クルマの追い越しはかなり身の危険を感じるもの。2車線以上の道路では、道交法の通り、堂々と車線の真ん中を走りましょう。

5:路肩付近は危険だらけ

一般的に日本の道路は、水はけを良くするためにかまぼこ状に作られています。そのため、トラックから落ちた小石やクギ、街路樹の小枝や落ち葉などが、路肩付近に溜まりがち。そうなると路肩付近を走るキープレフトは、必然的にゴミだらけの路面に自ら突っ込んでいくようなものなんです。

小石やクギ、ガラス片を踏めば当然パンクしますし、落ち葉の上での走行は滑りやすく転倒のリスクが上がります。

こうしてみるとキープレフトしなければならない場面が多いとはいえ、守りすぎると自分からリスクを背負っているようなものだということがよくわかります。

プレバイカーや、免許を取得したてのバイカーは「臨機応変に」ということをぜひ覚えておきましょう。

(そもそも、原付の30km/h規制っていうルールもかなり問題があってですね…自重)

バイクが「キープレフト」すべきではない5つの理由

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