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ヤマハが50周年アニバーサリーモデルを発表しました!
50周年アニバーサリーと言えば、ホンダ「モンキー」が最新トピックではあります。
https://forride.jp/motorcycle/monkey-50th-anniversary
そのおめでたムードを吹き飛ばすように、衝撃的に生産終了がアナウンスされましたが……
それはさておき、今回の50周年アニバーサリー・モデルはヤマハです。早速ご紹介しましょう!
ヤマハのスノーモービル事業が50周年!
モーターサイクルの軽量・ハイパワーなエンジンと、それを支える足周りの技術を生かして、オートバイ・メーカーがスノーモービルを製造販売しているのは、ご存知の通りなのですが……
赤黒のスピードブロック的なグラフィックが施された、このモデル、実はヤマハが自社スノーモービル事業開始から50周年を迎える2018年モデルとしてリリースした、50周年アニバーサリー車両なのです。
グラフィックの紹介だけでは面白くないので、この機会にスノーモービルのエンジンもご紹介しておきます。
1,000ccターボに2スト500cc!
ご覧のとおり、ターボエンジンを搭載していたりするのです! 総排気量998cc、インタークーラーを装備、ターボと言えばのIHI製セラミック・ベアリングを採用。
この業界では、最高出力を明らかにしないのですが、ヤマハ自身のエンジン特性分類では”Ultra Performance”とされています。
そんな凄まじいモデル群は、残念ながら海外専用モデルなのですが……
ここに紹介する国内モデル「VK540V」もエンジンにご注目ください!
空冷2ストローク直列2気筒という、超懐かしいエンジンを積んでいるのであります! 知っている人にとっては当たり前でしょうが、興味を持たれる方も少なくないのでは?
Youth Modelも50周年アニバーサリー!
今回の50周年アニバーサリーモデルは、特別な1車種への設定ではなく、グラフィックや細部変更により、各モデルに対して設定しています。
ですので、この何とも可愛らしいYouth Modelも50周年アニバーサリー!
通常カラーはコチラ!
Youth Modelは、もちろんターボエンジンなんかではなくて、200ccの4ストロークエンジンを搭載。扱いやすさを重視した仕様となっています。
動画もどうぞ!
国内導入は……
ヤマハのスノーモービル事業の50年をまとめた動画も公開されていました!
さて、こんな懐かしのカラーを身に纏った50周年アニバーサリー・モデルですが、現在の貧弱な国内ラインアップを眺める限り、残念ながら国内販売に大きな期待はできないと思われます。
が、何せ記念すべき50周年ですから! ヤマハさんがスルーしてしまうことはないと願いたいものです。