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VW「ビートル」って不思議なクルマの代表ではないでしょうか?オリジナリティにコダワるマニアも居れば、そのユニークなエクステリアとシンプルな車体構成を生かしたカスタムベースとしても楽しまれています。
もちろんノーマルのまま、ヤレて行くに任せて長く乗り続けられる個体も少なくありません。
そんな様々な楽しみ方を受け入れる懐の深さが魅力の「ビートル」。その軽量な車体と充分な低速トルクを生かして、ご覧のようにオフロードだって走れてしまうのはご存知の通り。
写真はVW of Americaがスポンサードしている”バハ1,000″のレーサーです。
タミヤの電動RCでビートルを楽しむ!
さて、今回ご紹介するのは実車の「ビートル」ではなく、タミヤの電動RC。知っている人にとっては当たり前の話ですが、タミヤの電動RCは世界的な人気商品となっています。
https://forride.jp/car/toyota-uk-tamiya
当サイトでは過去に、タミヤ愛があまって実車でRCレプリカを製作してしまったトヨタUKのお話を記事にしていますね。
今回ご紹介するのは、「電動RCカーシリーズ No.650 1/10RC フォルクスワーゲン ビートル ラリー(MF-01Xシャーシ)」。1950年代~80年代前半にかけて世界中のラリーで活躍した「ビートル」をイメージして仕上げた電動RCカーの組み立てキットです。
ボディは軽量でショックに強いポリカーボネート製。個性的なフォルムを実感たっぷりにモデル化し、前後バンパーやドアミラーはメッキパーツで再現。ラリームードを高めるライトポッドやステッカーもセットしました。実感ボディでダート走行が楽しい1台です。
シャーシはオンロードからダートまで路面を選ばず走りが楽しめるコンパクトサイズの4WD、MF-01 Xを採用しています。スリムなモノコックタイプフレーム。3分割構成のメインフレームは、3種のホイールベースが選択可能です。
リヤエンドにモーターを搭載し、ギヤで後輪に、プロペラシャフトで前輪にパワーを伝達します。前後の密閉式ギヤケース内にはデフギヤを装備してスムーズなコーナリングを実現。さらに車体のほぼ中央に走行用バッテリーをセットしますので、重量バランスも良好となっています。
サスペンションはフリクションダンパーを装着したダブルウィッシュボーン4輪独立!
ダート路面でも十分なグリップを発揮するラリーブロックタイヤを装備しています。
いかがでしたでしょうか?タミヤの電動RCカーシリーズに加わった「ビートル」。既に発売が開始されており、車両本体価格(消費税込み)は1万4,904円(別途、ファインスペック2.4G電動RCドライブセット / 送信機用単3形電池4本)が必要。
この「バハ1,000 レーサー」のように、オフロード走行も楽しめる本モデル。魅力的だと思うのは筆者だけではないはずです!
基本スペック
- 全長397mm、全幅163mm、全高151mm
- ホイールベース=239mm(Lサイズ)
- 車体重量約1100g(RCメカ・バッテリー含まず)
- タイヤ幅/径=前後とも26/60mm
- トレッド=前後とも138mm
- フレーム=モノコックタイプ
- 駆動方式=シャフトドライブ4WD
- デフギヤ=3ベベルタイプ
- ステアリング=2分割タイロッド式
- サスペンション=ダブルウィッシュボーン4輪独立
- ダンパー=前後ともフリクション
- ギヤ比=9.5:1
- 540タイプモーター付き
- スピードコントローラー=ESC仕様(別売)