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バイクで島めぐりの旅。こんなツーリングも楽しそうですね。
今回は、広島県にある最南端の島をご紹介したいと思います。
広島県にある倉橋島は絶景すぎるスポットばかり!
倉橋島は瀬戸内海の芸予諸島の一つで、呉市の市街地から国道486号線を南へ進み、音戸(おんど)大橋を渡ります。この大橋の長さは、600mほど。
音戸大橋を上空からみると、いびつなメガネのような形をしているのも特徴的な橋。写真でいうと、右側のうずを巻いているような道路が、めがねのように見えるようです。
スピードの出しすぎには注意が必要ですが、バイクで走るのにはかなり楽しいコースです。
歴史によると1167年に平清盛が西に沈む夕日を扇で強引に呼びもどして、1日で切り開いたとされる伝説の海峡なのだそう。この橋のたもとには、1184年に建立されたと伝えられている清盛塚があります。
毎日多くの車やバイクが通る橋として知られている音戸大橋ですが、昔ながらの渡し船も残っています。
音戸大橋を徒歩で渡るのには不便ということから、日本一短い定期便として活躍しているのです。
片道の航路はわずか120mほどで、毎朝5時30分から夜の9時まで運行。
以前は1日に250往復もしていたのですが、1961年(昭和36年)に瀬戸内海に初めて音戸大橋、2013年(平成25年)に第二音戸大橋が架けられてからは、船を利用する人も限られているようです。
音戸大橋の本土側には、およそ8,300本のツツジが植えられ、第二音戸大橋の島側には「日招き広場」があり、桂浜温泉の近くにはキャンプ場もありますよ。
倉橋島の方に出会い、ほっこりする
倉橋島のとある場所にバイクを停めて、少し景色を撮影。そして、バイクに戻り、いざ走ろうとしたところ、倉橋島の紳士2人に声をかけていただきました。
「バイクで、遠くから来たね。バイクは倒れたらどうするの?」
「このバイクの排気量はいくつなの?」
と尋ねられました。
確かに、教習所でバイクをおこすテストのようなものがありますが、それ以降いまのバイクではまだ倒したことがないので、考えたことがありませんでした。
筆者は「きっと一人ではおこせない気がするので、助けを呼ぶことになりそうです。もちろん助けがくるまでは、気合いでがんばります!」と答えました。
排気量については、200~300㏄と話されていましたが、どちらも正解ではないです…心の中で、もう少しありますよ!と思いつつ、また来ようと倉橋島を後にしたのでした。
第二音戸大橋の倉橋島側にある「ひまねきテラス」
ここは、食堂と売店があり景色も楽しめる休憩スポットです。
売店には、音戸名産の藻塩を使用した加工品、レモン関連の商品やちりめんなどが販売されています。
食堂には、音戸ちりめん丼やちりめんとキャベツのスパゲティ、ソフトクリームやコーヒーなどもあります。
まったりできるベンチもあるスペースは嬉しい!
呉市警固屋と倉橋島とをつなぐ第二音戸大橋は、別名として「ひまねき大橋」とも呼ばれています。
北側には呉市内と工場、西側には江田島をみることができますよ。
今回は夕方の時間となってしまったのですが、日中ならもっと景色がいいはずです。
晴れていれば夕日の沈む様子も堪能でき、さらに絶景となりそうですね。
高台となっているので、家もミニチュアサイズ。
ひまねきテラスの2階はテラス席となっているので、ここで景色を楽しむこともできますよ。
トイレもあるので、バイクを停めて次の目的地の相談や、少し休憩するのにおすすめの場所です。
通称「第三音戸大橋」と呼ばれる歩道橋
2013年の12月に開通した橋で、長さ14mほどです。正式の名称は、坪井広場横断歩道橋。
約5mほどの高さにはなりますが、ここから音戸大橋を見ることができ、この橋の下を通る第二音戸大橋のバイパスを見下ろすことができます。
風情あふれる広島のツーリングスポットはいかがでしたか?
これからの季節に最適なので、是非とも計画してみてはいかがでしょうか。
くれぐれも、橋でのスピードの出しすぎには注意が必要です。のんびり楽しみながら、絶景ポイントめぐりをしてみて下さいね。