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様々なスタイルのカスタムハーレーを続々とリリースし続けているモトリークルー。兵庫県姫路市に構えた店舗から全国に向けて最新のカスタムシーンの情報を発信する、ハーレー界では名の知れたカスタムショップです。モトリークルーのカスタムに対する探究心と技術力は非常に高く、全国からオーダーが殺到するほど。
そんなモトリークルーが昨今のトレンドを取り入れつつ、独自の味付けをするとこうなるという決定打がここに紹介するロードグライドベースのバガーです。
大胆さと緻密さを併せ持つラグジュアリーバガー
前輪に30インチホイールを配している点からもわかるように、より過激に、より大胆にという、バガーならではの特性を活かしつつも、車両は繊細にして緻密に製作されています。
ゴールドのパウダーコートを随所に落とし込むことでプレミア感を高めるだけでなく、エンジンのフィン部分などにダイヤモンドカットを施し、きらびやかさを演出。エンジンとフレーム間のクリアランスもクールです。
さらに、ショートマフラーを採用することでマッシブな要素も加味しています。
大径ホイールからエッジを効かせたオリジナルロングテールのバッグ部分まで、一体感あるパーツコンポーネントを用いることで、スーパーロングなボディーフォルムがカタチ作られています。
アメリカンドリームを掴むイメージがコンセプト
ギャンブラーや成り上がり者がアメリカンドリームを掴むというイメージがコンセプトのカスタムバガー。
リアフェンダーに描かれたM.モンローが自由の女神の王冠を帽り、マシンガンを構えるというグラフィックがなんともシニカルですね。さらに全体を星条旗が薄く覆うなど、凝ったペイント技法が多用されています。
ハーレーカスタムのスペシャリスト北川氏
こちらのマシンを製作したのがモトリークルーの代表兼ビルダーの北川氏です。
創業当時は北川氏が本場アメリカでのカスタムシーン視察の際に多大な影響を受けたというウエストコーストチョッパーズのバイクにインスパイアを受け、ストレッチタンク&フレームにワイドホイールというスタイルが主軸でしたが、ここ数年来は常にアンテナを張ってシーンの動向をチェックし、トレンドを意識したカスタム製作にも野心的に挑戦しているそうです。
あるバイクで評価を得ると、そのスタイルをそのまま自分のショップのイメージと重ねてしまうショップもありますが、オーナーのニーズに応え、強いてはカスタムシーン全体にも活況をもたらすのが、カスタムショップのあるべきスタイルだと考えるモトリークルーは、停滞することなく幅広いスタイルに常に挑戦し続け、最新のカスタムシーンの情報を発信する基地として活躍していきます。
ハーレーカスタムのスペシャリティショップ「MOTLEY CREW」
カスタムマシン製作におけるポリシーは 「バイクは走れてナンボ。お飾りのバ イクは作らない」という同ショップ。 製作にあたっては、お客さんとの打ち合わせを重ね、長くお客さんの満足が続くマシン製作を心がけ、アフターフォローを万全にするとのことです。
カスタム製作はもちろん、オリジナルパーツも販売。さらには一切の妥協を排し、限りなく理想に近づけたプレミアム・ブランド白虎をプロデュースするなど、常に新しい挑戦をし続けているモトリークルー。次世代のカスタムシーンを担うショップとして今以上の活躍に期待が持たれています。
ハーレーのカスタムショップは数多くありますが、信頼できるショップはそう多くはありません。こちらの車両を見て興味を持った方、現在ハーレーのカスタムを考えているという方は、一度、問い合わせてみてはいかがでしょう?