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バイクの教習ってなにをするの?わかりやすく解説してみた

バイクの教習ってなにをするの?わかりやすく解説してみた

バイクは四輪車と違って風を体に直接浴びながら走行する気持ちいい乗り物で免許を取りたいとお考えの方も多いでしょうが、バイクの教習ってどんなことするの?と疑問に思っている方も多いでしょう。

そこで今回の記事では一般的な教習所でおこなわれるバイクの教習内容をお答えしていきます。

 

バイクの教習所ではどんなことをするの?

バイクの教習ってなにをするの?わかりやすく解説してみた

日本では四輪車の免許を早ければ大学や就職する前にとってしまうほどニーズが高く、四輪車の運転は非常に身近なものであるといえます。

そのため四輪車の教習がどのようなものなのかは多くの人がご存知ですが、バイクの教習となるとライダー人口が少なめなのでイメージされにくいです。

バイクの教習ですが四輪車と同じように第一段階と第二段階で分かれていて、運転技術が成熟していくにつれてだんだんとテクニカルな教習を受けていくことになります。

ただし四輪車と比べるとバイクの教習は教習カリキュラムはやや少ないくらいなのですが、ざっくりお伝えするとバイクの教習は以下のように進んでいきます。

 

序盤は教習所内のコースを走る

バイクの教習ってなにをするの?わかりやすく解説してみた

バイクの教習を受けるにあたり、最初はバイクの乗車姿勢やエンジンのかけ方など基本中の基本から教わっていきます。

厳しいところでは乗車姿勢ひとつに対しても細かく指導される場合があり、また短時間で乗り降りをしながら正しい乗車姿勢が崩れないようにチェックしていくところもあります。

 

またこの際に倒れたバイクを自分一人で起こす練習をするため、普段から運動をしていない人ですと筋肉痛になることがあるので注意が必要です。

乗車前の基礎知識が終わったら、限られたスペース内でまずはバイクをゆっくりと動かしはじめ、直進、円を描きながら走行など基礎を教わっていきます。ある程度バイクの基礎的な走行ができるようになったら教習所のコースの走行がはじまり、加速や減速、ブレーキの使い方などを教習していくのです。

 

バイクの教習の序盤はこのように本当に基本的な部分からはじまりますのでここでくじける人は少ないですが、MT車ですと変速やクラッチ操作でつまづく場合がありますが、これらの操作ははじめは小難しいですが慣れれば簡単ですので繰り返し練習していくといいでしょう。

 

中盤は走行技術を高める練習

バイクの教習ってなにをするの?わかりやすく解説してみた

バイクの教習が中盤に進みはじめると序盤とは違いテクニカルな教習がはじまります。

特にバイクの中盤教習で難しい、コケてしまうという教習にバランスの取り方教習、いわゆる一本橋、スラロームがあげられます。

一本橋とは長さが15m、幅が30cm程度の狭い縁石一定の時間をかけて通過しなければいけない教習のことなのですが、はじめて一本橋に挑戦する場合、通過する以前に縁石から落ちてしまうことがよくあります。

 

また、スラロームとは連続で曲線を描きながら走行するテクニカルな走行技術なのですが、具体的には一定間隔でパイロンなどを置いてその間を糸を縫うように走行する教習です。

 

スラロームも一本橋と同じように時間を競う教習なのですが、一本橋とは違いスラロームは一定の時間までに走行しきらないといけません。

そのためスラロームでは早く走行しないとという気持ちが前に出てしまいうまく走行できなかったり、場合によってはコケてしまうことがよくあるのです。

この二つの教習はいずれも高難易度ですので、一回の教習でクリアできる人は少ないので繰り返し練習していくことになります。

 

終盤は総合的な運転技術のトレーニング

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終盤になると教習も第二段階に進み、実車ではなく機械を使用したシミュレーションをする教習が増えてきます

たとえば教習所内でできる教習はあなた自身の運転テクニックを向上させることがメインですが、公道で走っている際に起こりうるトラブルは教習所内では体験することができません。

 

たとえば対向車の影にバイクが右折待ちをして急に出てきたり停車中の車の影から子どもが飛び出してくるなどがありますがこのような危険や安全走行をするための教習をシミュレーターでおこなうのです。

 

シュミレーターもバイクの模型を操作しながらおこないますので、公道さながらのシミュレーションができます。

また終盤あたりから学科教習(座学)もはじまるのですが、すでに四輪免許を持っている場合は学科教習は1時間で終了しますので、座学が嫌いな人でも苦痛にはならないでしょう。

 

教習効果のみきわめで終了

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最終的には技術が足りなかったり、未熟な部分を補講や空いた時間を練習時間に充てることになります。

特に練習回数が必要な一本橋やスラロームはこのときに積極的に練習しておくことになるでしょう。

 

また、一通りの教習が済んだらあとは卒業試験(教習効果のみきわめ)をおこない、教習所が認める技術を身につけているかをチェックしてもらいます。

みきわめの結果は大半の教習所はその日のうちに教えてもらえますし、また卒業証明書を当日に発行してもらえますので、書類さえ揃えば早ければ翌日に免許センターでバイクの免許がもらえるのです。

 

免許センターで免許をもらえたら、晴れてバイクライダーの仲間入りとなります。

 

まとめ

いかがでしたか?

バイクの教習はイメージがつきにくく、教習内容も四輪車とは違ったテクニカルな教習があります。

教習自体は人によって難しいと思う教習もありますが、きちんと教習を受けて免許を取ればより安全で丁寧な運転ができるようになりますので、バイク免許の取得をお考えの方はぜひ教習所で教習を受けてみてはいかがでしょうか。

 

参考-写真AC
Writer: S.H

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