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2019年6月11日、輸入バイク用品メーカーの「ジャペックス」より、イタリア生まれのライディングデニム「PMJ」が発売されたので、早速これを履いて、愛車で走ってみました。
日本では、まだまだ知名度が低い「PMJ」ですが、バイクに乗っても、バイクを降りてもオシャレに決めることが出来るデニムとして、これから人気が出そうな予感です。
なお、今回試したのは、オフロード寄りのモデル「PMJ DAKAR(ダカール)」で、サイズは一番小さいサイズ「30(US:インチ)」です。
PMJはイタリア生まれのライディングデニム
PMJライディングデニムは、イタリアのデニムの聖地と言われる「デニム・バレー」で作られた、本格的なライディングギアです。
もともと、デニムファッションブランドとして、一斉を風靡した「PMJ」が、過酷な環境に晒される、ライディングギアとしてのデニムを開発し、ファッション性と安全性という相反する要素を、見事に融合させています。
イタリアといえば、DUCATIやモトグッチなど、官能的なマシンを作る情熱の国ですが、そこで生まれた「PMJ」もまた、情熱あふれる逸品で、デニムが入っている収納袋から無駄にカッコいいです。
PMJの安全性はサーキット走行も可能なレベル?
1日1,000kmのツーリングもこなす、欧州のライダーは、ライディングギアに求める安全性のレベルが高いことで有名ですが、PMJはそれに応える高い安全性を誇っています。
ジーンズの裏側には、防弾ベストなどに使われている「TWARON(トワロン)」という黄色い素材が施されており、腰の左右と両膝には、プロテクターメーカーとして有名な、イギリスの「KNOX」の3Dプロテクターが装備されています(取り外し可能です)
このように、非常に高いプロテクション性能を秘めているので、PMJはヨーロッパの厳しい安全規格「CE規格」をパスしています。しかも、これだけプロテクション性能を高めると、どうしても「硬め」の履き心地に振れそうですが、実際にPMJを履いてみると、非常にソフトな履き心地で驚きました。
また、普通はプロテクターが当たる箇所は「違和感」があったり、肌と擦れてしまって痛かったりするものですが、PMJはそれが全くなく、プロテクターが付いていることを、忘れそうになってしまいます。
PMJはナチュラルにブーツイン可能
ブーツ派のライダーなら「PMJはブーツイン・ブーツアウトが出来るか?」は気になるポイントだと思います。結論から言うと、PMJは足首がスリムなシルエットなので、ナチュラルにブーツインが可能です。
今回はガエルネの「Gエアー」というブーツを履きましたが、特に違和感なくブーツインすることが出来ました。逆に言えば、PMJでブーツアウトするのは難しいですが、今回履いてみたサイズは一番小さいサイズなので、大きめのサイズではブーツアウトが出来るかもしれません。
PMJはバイクに乗っても降りても映える
PMJはバイクに乗っている時はもちろん、バイクを降りた時も「映える」デニムです。KNOXのプロテクターは取り外し可能なので、普段着としても違和感なく履くことが出来ます。
イタリアの本気のデニムメーカーが作った逸品なので、そこら辺のファッションデニムよりオシャレで、末長く愛用出来る相棒になります。
イタリア生まれの本格ライディングデニム「PMJ」は、高い安全性とファション性を兼ね備えた、全てのライダーにオススメしたい逸品です。
レディースモデルもあるので、女性ライダーにもオススメです。