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「カスタムバイクは発想次第でいくらでもアレンジできる」このように言われることもあるように、想像力が豊かなカスタムショップでは今までにないようなカスタムバイクが生まれています。とはいえ、カスタム文化自体にあまり詳しくない方も多いでしょう。そこでこの記事では、動物から連想した面白カスタムバイクを3つご紹介します。奇想天外なアイデアに驚くこと間違いなし。ぜひご一読ください!
1979 BMW R100/7 ‘HAMMERHEAD SHARK’
最初にご紹介するのは「サメ」をイメージして作られた「1979 BMW R100/7 ‘HAMMERHEAD SHARK’」です。BMW特有のエンジン形状から「ハンマーヘッドシャーク」といった呼び名がつけられました。
古典的なドナーバイクを現代風にアレンジされた姿は、今までにない新しさを感じます。簡素化されたデザインは、シンプルだからこその無駄のない美しさを放っているのが分かりますね。
スタイリッシュでありながらも、ボディの頑丈さに一切の妥協はありません。
フレームは滑らかな外観を演出しつつ、パワフルな使用にアレンジされています。全身を黒とシルバーで統一されたビジュアルは、まさにサメのような力強さを感じさせますね。
タンデム仕様になっているので、相方を乗せて路上を悠々と泳ぐにぴったりなカスタムバイクです。
1981 Yamaha XS650SE ‘WHIPPET’
次にご紹介するのは「犬」から連想して作られた「1981 Yamaha XS650SE ‘WHIPPET’」。WHIPPETとは日本では「ミニチュアグレーハウンド」といった呼び名で親しまれています。
「1981 Yamaha XS650SE ‘WHIPPET’」は細くスリムな犬をイメージしてカスタマイズされ、まさに無駄をそぎ落としたデザインに仕上がっています。
不必要なフレームはすべて外し、必要最低限のシンプルな美しさを表現したのです。
削れるものはがっつり削り、洗練された仕上がりになっています。一方でシンプルながらも細かなこだわりも詰まっているのが特徴。タンクやシートカウルはラフフィニッシュな金属感を出しつつ、あたたかいスエード調のシートが美しいコントラストを生み出しています。
なかでも注目すべきなのは、さり気なく光を放つテールランプです。Motogadget製のハンドルバーウィンカーとドットテールランプが搭載されていて、スタイリッシュに光り輝いています。
暗闇で乗りこなしたときに1981 Yamaha XS650SE ‘WHIPPET’の魅力が引き立つといっても過言ではありません。ライトとともに輝く研ぎ澄まされたボディに、目を奪われてしまうことでしょう。
1973 Honda CB550 ‘BLACK MAMBA’
最後にご紹介するのは蛇の頭をイメージされてつくられた「1973 Honda CB550 ‘BLACK MAMBA’」です。
デザイン美を感じさせるスリムなボディは、まさに「蛇」を彷彿とさせます。ホイールのパターンは、まさに蛇の体の模様を表しているかのようです。
1973 Honda CB550 ‘BLACK MAMBA’の魅力はデザインの美しさだけではありません。機能性も抜群に優れています。
フレームの一部をそぎ落としミニマルながらも快適な乗り心地を実現しました。タンクもオリジナルのものに改造し、よりパワフルでスピーディーな走りが期待できます。
前かがみになり1973 Honda CB550 ‘BLACK MAMBA’を乗りこなす男性の姿は、まさに蛇のような俊敏さが伝わってきますね。
今回は「動物から連想した面白カスタマイズパイク3選」をご紹介しました。普通の人では思いつかないようなアイデアが詰まったカスタマイズには、バイク乗りも驚きを隠せません。今回ご紹介したカスタムバイク以外にも、さまざまな工夫がされたバイクはたくさんあります。ぜひこの記事をきっかけに、カスタムバイクの魅力を堪能してみてくださいね!