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バイクに乗る時、安全意識の高い方ならライディングブーツ、ラフな方は汚れたり傷ついてもいいスニーカーなどを履いていると思います。しかし、もし仮に自分の愛車専用カラーのスニーカーが作れるとしたら、これを履かない手は果たしてあるでしょうか…?
最近耳にはするけどなかなか手を出す勇気が湧かない、ナイキのオリジナルシューズが作れるサービス「NIKE BY YOU」は思いのほか勝手が通せるようで、今回は試しに日本国内4大メーカーのバイクに合ったシューズをデザインしてみました!どうぞご覧ください!
SUZUKI GSX-R1000R
あくまで今回はイメージがしやすいように、ふんだんに色を使うSSを対象にしてみました。まずはこちらのスズキGSX-R1000Rから!
スズキブルーとハイライトイエロー、ロゴの白色と各部に配置された黒。これをスニーカーにすると……
こんな感じになりました!スポーティかつテクノロジーを感じさせるNIKEリアクトエレメント55をモデルにしました。
アッパーのメッシュにブルーを採用し、ロゴやヒールクリップ、ステッチなどをハイライトイエローにしました!タイヤとボディのブラックをそのままミッドソールとシュータンに反映させ、アクセントとしてアウトソールとシューレースにホワイトを採用しました。
さすがにGSX-R1000Rの文字を入れると愛が重すぎるので、ここはあえて「SUZUKI」と文字入れ。カラーが派手な分、装飾は最小限にとどめております。
なかなかスズキらしいカラーリングにできたのではないでしょうか!こちらのモデルのお値段は18,120円と、少しプレミアムなスニーカー的価格ですがバイクとばっちり似合うなら安いもんですよね!
さあ次に行きましょう!
KAWASAKI Ninja400
お次はカワサキのニンジャ400。ええ、仰りたいことは何となくわかります。「なぜニンジャなんだ」「なぜ400なんだ」などなど様々なご意見はあるでしょう。しかしこれも致し方ないんです、いい塩梅の配色具合をしているのが個人的にはこのモデルだったのでご勘弁ください。
さて、こちらのニンジャをスニーカー化すると……?
うーん、微妙!(笑)
というのもナイキの持ち合わせているカラーリングの中にカワサキグリーンに近い色がないようで、蛍光色のグリーンか、「クローバー」という抹茶ブラウニーのような色、もしくは浅ーいグリーンしかなかったのです。
それでもタイムリーなヴェイパーマックス2019をモデルに使用して、できるだけニンジャに似合いそうなデザインを実現しようとはしました。ベースをブラック(グレーに見えなくもない)にしてところどころに蛍光色のグリーンを採用、ロゴは主張しすぎないようにマフラーの色に似たグレーにしています。
シュータンはメタリックなブラックで、その上をアクセント的な感じに白いシューレースが這っています。
かなりド派手な蛍光色が多いので、全身黒コーデにこのスニーカーというのが無難ではないかと。
ヒール部分には「KAWASAKI」と入れました。「NINJA」だと日本大好き外国人臭がハンパなかったのでやめました(笑)
ヴェイパーマックスはナイキの中でもそこそこ人気モデルで、価格は22,520円。スポーティーでもありカジュアルでもあるので歩き心地良し・使い勝手良しの優秀なシューズです。
お次のターゲットは……
YAMAHA YZF-R6
ここ最近シルバーみが減ってしまい、マットな黒のイメージが多いヤマハのYZFシリーズ。色のコーディネートとしては非常に難しいところですが、一体どのようなスニーカーになるのでしょう……?
あー…… まあ、こうなりますよねえ。
ブラックとブルーってうまくコントラストが生まれないというか、キャラがかぶってるというか、ファッション的観点からいうと「補色がかぶってる」んですよね。
それでもなんとか頑張ってそれなりの形にはしたつもりです……。
ベースはブラックにしつつも、アッパーにブルーを持ち込み、できるだけこの2色を邪魔しないようにライトグレーのシューレースとロゴ、ライニングを採用しました。
あえて形はクラシックなエアフォース1にすることでおしゃれ気をほんのり補ったつもりです。
こう見ると筆者のシルバーへの心残りがアリアリと映り込んでいますね。大変申し訳ないと思っております。でもこの配色加減でないとあまりにもダサくなってしまうので、勘弁してください……。
夏場にジーンズと白Tシャツでさらりとキメれば、バイクを降りた後でも大人しいストリート風ファッションとしてオシャレでいられるのではないでしょうか。
こちらの価格は15,800円。王道かつ大衆的なモデルなので価格もそこそこに求めやすいです!
さて最後はお待ちかね、例のメーカーです。
HONDA CBR500R
バイクのチョイスがいろいろおかしいとかいうツッコミはあるでしょう、しかしデザインのしやすさやイメージを重視した結果の選択なのでご容赦を。
ホンダのCBR500Rは色がはっきりしていてとっても作りやすかったです!そこそこな完成度になりましたよ!
こちらがCBR500RをイメージしてデザインしたPG3バスケットボールシューズです!かなりそれっぽくなりましたよね!
ベースやシュータン、アウトソールを鮮やかなレッドで彩りながらも、ミッドソールやプルタブ、ライニングなどに黒を採用して印象を落ち着かせ、さらに襟に深いレッドを充てることで色のグラデーションをバランス良くしています。
個人的に、PG3のシューレースのライニングが独特で面白いと感じたため、ホワイトにしてわざと目立つようにしています。プルタブには「HONDA」とシンプルに文字入れをしてブランドの主張も忘れません。
ヒールとロゴにも白を採用することでいい塩梅にハイライトを入れられたと思います。こちらのモデルのお値段は16,040円とお求めやすい価格となっております。ジーンズと黒シャツでバイクにまたがれば配色は完璧ですね!
バイク専用オリジナルスニーカー、いかがだったでしょうか?
オシャレさと同じくらい、バイクへの愛って大事ですよね。ナイキのおかげで足元でもバイクへの愛を表現できるようになりました。しかしオリジナルスニーカーの制作というのは製造ラインやサービスマネジメントにそこそこ負担をかけるもので、実はアディダスなどはつい最近撤退しちゃってたりするのです。
この機を逃さずに、ぜひ皆さんもオリジナルスニーカー製作をお試しください!
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