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技術が進歩すればバイクも電動化などで画期的になる一方で、ヘルメットもBluetoothの活用により通信手段が充実して便利になりました。
技術が発展すればヘルメットの見た目もかっこよくなっていきますが、技術が進歩しても古き良きヘルメットの見た目をしたビンテージタイプは今でも多くの愛好家たちに支持されています。
そこで今回の記事では機能性も充実しているのに見た目がビンテージなヘルメット三選をご紹介いたします。
TNK工業 スピードピット
バイク用のヘルメットといえば若い年齢層から年齢を重ねたライダーにも愛用されているハーフヘルメットがありますが、お手頃なお値段なので幅広いライダーたちから支持を受けています。
TNK工業 スピードピットはそんな『ザ・バイクのヘルメット』を地でいくような王道中の王道で、かつ派手さと飛びぬけるようなデザインではないビンテージ調のデザインが特徴といえるでしょう。
TNK工業 スピードピットの特徴は、顔の側面にあたるカバー(イヤーカバー)の脱着が可能で、夏場などの暑い季節となるとヘルメットを被って走行するだけでも汗が吹きでて、バイクの生地に染みこんでしまいます。
しかしTNK工業 スピードピットの場合は汗が生地に染みこんでも取り外すことで洗濯して清潔さを保てますので、手入れも楽、そして快適とヘルメットに求められる機能を備えているのです。
アライ CLASSIC MOD
ビンテージなバイク用のヘルメットといえば、やはりイメージされやすいのは無骨で飾りっ気のないシンプルなデザインなのではないでしょうか。
そんな誰もがイメージするビンテージ風のヘルメットをお求めの方はアライのCLASSIC MODがぴったりです。
アライ CLASSIC MODは近年よく販売されているデザインも凝ったヘルメットとは打って変わって、飾りっ気、そしてデザインが一切施されていないヘルメットで、ビンテージ中のビンテージといえるヘルメットでしょう。
安全面・機能性も充実
アライ CLASSIC MODがビンテージ風のヘルメットだからといって機能もビンテージというわけではありません。
アライ CLASSIC MODは安全性をはかる指標のひとつである耐貫通テスト(3m)を合格しており、有事のトラブルや事故であっても頭部をしっかりと衝撃や貫通から守ってくれます。
また、ヘルメット内部は抗菌・消臭・防汚機能が搭載されており、蒸れやすい頭部であっても雑菌の繁殖を防ぎ、異臭や臭いの発生を防いでくれるという、ビンテージ風ヘルメットには見えない高機能さを兼ね備えているのです。
ヤマハ YF-1C RollBahn
ヤマハ YF-1C RollBahnはフルフェイスタイプのヘルメットでありながら、どこかクラシカルで味わいのある雰囲気が特徴のヘルメットです。
ヤマハ YF-1C RollBahnのデザインは頭頂部付近にあるロゴ(RollBahn)がポンとデザインされているだけで、そのほかには特徴といえるデザインが見当たりません。
ヘルメットであってもシンプルなデザインじゃないと使いたくないというこだわり派のライダーもご納得いただけるのではないでしょうか。ヤマハ YF-1C RollBahnは見た目だけでなく、もちろん機能性も充実しています。
YF-1C RollBahnの機能
たとえば、近年発売されているヘルメットのメジャーな機能である、ヘルメット内部の生地を取り外すことがこのヘルメットでは可能で、しかも丸洗いができるので清潔さを保って使用できます。
また、大手メーカーのヘルメットならではのシールドを取り外して、別の機能性シールドにチェンジすることが可能です。
デフォルトのシールドはクリアな一般的なものですが、黒みがかかったスモークシールド、そして第三者から顔が見えにくくなるミラーシールドなどがあり、用途にあわせて取り替えられます。
夕方の時間帯にバイクを走行するとなると逆光が眩しく走行が危なくなりますが、スモークシールドを装着しておけば眩しさを軽減できますし、ミラーシールドは顔を隠すことでバイクの雰囲気や乗車中の姿をスマートにしてくれるので、ファッション性にも優れているのです。
まとめ
ビンテージ風ヘルメットといえどもスタイルはクラシカル、しかし機能性はハイスペックというヘルメットは数多くあります。
バイクショップやネットショップで販売されているヘルメットはなにかしらデザインされているものが多く、人によっては好き嫌いが分かれるのでヘルメット選びも大変になるでしょう。
ビンテージ風ヘルメットであればデザインも落ち着いていますし、高機能のものもあるのでヘルメット選びに迷ったらビンテージ風ヘルメットもチェックされてみてはいかがでしょうか?