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四方を壁に囲まれている車とは違って、バイクは雨の日にライダーが濡れてしまう乗り物です。
雨が好きなライダーはいないと思いますが、しかし「あえて」雨の日に走り出すからこそ楽しめる場所があります。
憂鬱な雨の日に「あえて」走ってこそ出会える、車にはない、バイクならではの楽しみを紹介していきます。
雨の日は「あえて」バイクでキャンプに出かけてみる
まず大前提として、雨の日はキャンプをしないこと、これは誰がどう考えても正解です。雨の日にバイクで濡れて走った上に、濡れた地面の上にテントを張って寝るわけですから、どう考えてもメリットは無いように思えます。
しかし、テント内で雨に濡れる愛車を見ながら、ただひたすら静かに過ごす時間や、雨音をBGMに読書をする贅沢な時間は、雨の日のキャンプならではの過ごし方です。
そして翌朝、久しぶりに姿を表す太陽のありがたさはには、感動すら覚えます。雨で濡れてしまったジャケットを愛車にひっかけ、日差しで乾かしていると、さぁ今日も走るぞ!という気持ちが心から湧いてきます。
雨の日は「あえて」バイクでライダーズカフェに行ってみる
雨の日にライダーズカフェへと行くと、今日のツーリングや走りの予定を変更して、一人ゆっくりと寛いでいるライダーがいます。同じライダーだからこそ分かち合える、雨の日の憂鬱さが最初の話のネタになり、結局は次の週末に一緒に走ることになるかもしれません。
要は雨の日に一人でライダーズカフェに行くライダーは、今日は走れない代わりに、他のライダーとバイク談義がしたいんです。
晴れの日はグループが目立つライダーズカフェでも、雨の日は一人で過ごすライダーが必ずいるので、雨の日のライダーズカフェはバイク仲間を見つけるのに最適な社交場かもしません。
雨の日は「あえて」バイクで何時ものツーリングコースを走ってみる
どれだけ走り慣れているツーリングコースであっても、雨の日は何時もとは違った顔を見せてくれます。
雨の日に川沿いの道を走ると、霧が立ち込め幻想的な雰囲気を醸し出していますし、雨の日に山の道を走ると、草や木についた水滴がキラキラと輝いています。
晴れた日には決して出会うことが出来ない、普段とは違った美しい景色に出会えるのもまた、天気の移り変わりを肌で感じるバイクならではの楽しみ方です。
今回のまとめ
雨の日は誰でも憂鬱になるものですが、そこを「あえて」バイクに乗って走り出すと、普段とは違った景色や、普段とは違った出会いがライダーを待っているかもしれません。
もちろんドライコンディションよりも事故のリスクは増えてしまいます。決して気を抜かずに慎重に楽しみましょう!